元スペイン代表のシャビ・アロンソ氏が、ジネディーヌ・ジダン監督からレアル・マドリード指揮官の座を引き継ぐ可能性があるようだ。20日、スペイン紙『アス』が報じた。

 レアル・マドリードは18日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第1節パリ・サンジェルマン戦を戦い、アウェーで0ー3と屈辱的な大敗を喫した。敗因として、選手個人のミスやケガ人が多くいたことなども挙げられるが、現地ファンの間では、チームとしての責任感や統率が欠けていたという声が多数を占めているようだ。そして、レアル会長のフロレンティーノ・ペレス氏は、ジダンの解任を考え始めたと言われている。

 レアル・マドリードで絶大な権力を誇るペレス氏は、ジダンの後任としてシャビ・アロンソ氏に白羽の矢を立てているようだ。シャビ・アロンソ氏は現役時代レアル・マドリードリヴァプールプレーし、2017年にバイエルンで引退を発表。レアル・マドリード下部組織の監督を経て、今夏レアル・ソシエダBの監督に就任した。ペレス氏はシャビ・アロンソ氏の人格や戦術に関する知識を、現役時代から高く評価しているといわれている。

レアル・マドリード監督就任が噂されるシャビ・アロンソ氏 [写真]=Getty Images