ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔とし て、半世紀以上も世界中で愛され続けている『眠れる森の美女』に隠されていた“禁断の呪い”が生んだ究極の愛の物語を描き、全世界で空前の大ヒットを記録した『マレフィセント』。待望の続編『マレフィセント2』が10月18日(金) に日米同時公開となります。

美しきヴィラン・マレフィセントを演じるアンジェリーナ・ジョリーだが、彼女の人生は決して平たんな道のりではなく“人と違う道”を歩んできました。幼少期のいじめや摂食障害、3度の離婚など様々な苦難を乗り越えたアンジーだからこそ、「生きていれば誰しもが人と違うことに悩み、自分の居場所がないと感じることがあるわ。でも人と違うことは個性なの。マレフィセントにも人と違って完ぺきじゃない所があるから、世界中の人たちから愛されていると思う」と明かし、まさに彼女の生き様を体現するような運命的なハマり役といえます。

今やハリウッドを代表するオスカー女優のアンジェリーナ・ジョリー。しかし彼女は暗い過去を背負い人とは違う裏の道を生きてきました。両親ともに俳優という家庭に生まれたが、幼い頃に両親が離婚。子供の頃に壮絶ないじめに遭い、自傷行為を繰り返し摂食障害やうつ病に苦しんだ時期もあり、愛情に飢え孤独を抱えたまま 自分に自信を持てない苦しい時代を過ごしていたそう。様々な苦難を乗り越えたからこそ、今では人と違うことが“個性”だと考えられるようになったと語ります。

「私はかなり暗くて屈折した10代を過ごしたわ。自分の殻に閉じこもって生きていたの。でも撮影でカンボジアに訪れたことで人生観が変わった。人生で困難なことがあっても、それをいかに乗り越えるか? が重要だと思うようになったの。そういう風に強く生きたいと思ったし、自 分とは異なる文化や人種、宗教などを受け入れてリスペクトすることの大切さを学んだのよ」

人とは違う個性を持つのは、彼女が演じる美しきヴィラン・マレフィセントも同じ。マレフィセントは愛する人に裏切られた過去を持ち、邪悪な妖精として恐れられる存在。唯一無二の個性を放つキャラクターで、世界中の人々から多くの共感を集めました。アンジーは「私たちは時に“人と違う”ことに悩みを抱えるけれど、マレフィセントは、その個性こそが大切であることを教えてくれる存在だと思うの。だからみんなが共感できる愛すべ きキャラクターなんだと思うわ」とマレフィセントの魅力を語る。個性を受け入れたアンジーだからこそ演じられるマレフィセントが、再び世界を席巻する日は近いでしょう。

続編となる本作では、真実の愛を見つけたマレフィセントが、オーロラ姫への真実の愛が試される物語が描かれます。主演だけでなく製作総指揮も務めたアンジーは、今の時代性を作品に込めたそうで「人間のオーロラ 姫と妖精のマレフィセントは、お互い異なる存在。だけど、そんな2 人が家族として一緒にいられるのか? 家族とは何か?というメッセージが込められているのよ」と明かし、一体どんな感動が待ち受けているのか期待が高まります。

前作でオーロラ姫とマレフィセントは真実の愛を見つけたはずでしたが、本作では“めでたしめでたし”では終わらない『眠れる森の美女』の新たな伝説が描かれるとのこと。オーロラ姫は前作で結ばれたフィリップ王子とめでたく結婚することに。しかしその婚礼には、真実の愛によって母と娘のように結ばれたマレフィセントとオーロラ姫の絆を引き裂き、妖精界を滅ぼそうとするイングリス王妃による恐るべき罠が隠されていた…。結婚式の日、迫り来る危機から愛するオーロラ姫を救うため、マレフィセントの“究極の愛”が試される。“ディズニー史上最恐”と謳われる美しきヴィラン・マレフィセントが背負った驚くべき運命とは?『マレフィセント2』は10月18日(金)より全国公開。

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いじめに自傷行為……苦難の先に見つけた人生観とは? アンジェリーナ・ジョリーの壮絶人生が重なる「マレフィセント」