アトレティコ・マドリーメキシコ代表MFエクトル・エレーラが、過去10年の中で初出場から最短でゴールを決めたようだ。スペインマルカ』が伝えている。

2013年夏に加入したポルトで評価を高めたH・エレーラは、今夏フリーでアトレティコへ加入。しかし、ディエゴ・シメオネ監督の信頼を勝ち取ることができず、ここまでリーガエスパニョーラでは出場機会がなかった。

そのH・エレーラは、18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節のユベントス戦で76分にMFトーマス・パルティとの交代で途中出場。アトレティコデビューを果たすと、迎えた90分、左CKから見事にヘディングで合わせ、同点に追いつく貴重なゴールを記録した。

出場から14分でアトレティコ加入後初ゴールを決めたH・エレーラだが、この記録は過去10年でデビューからのゴールの早さが最速とのこと。H・エレーラより早い記録は、2002-03シーズンのマジョルカ戦でMFホルヘ・ラレーナ氏が初出場から8分で記録したゴールだった。

ゴールスコアラーとしてチームに加入したわけではないH・エレーラだが、今年8月に引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス氏やアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(現マンチェスター・シティ)、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(現バルセロナ)といった稀代のストライカーの記録を上回ってしまったH・エレーラ。シメオネ監督の信頼を得て、今後は出場機会を増やせるだろうか。

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