Appleは、2019年9月20日よりiOS13の提供を開始した。このアップデートにより、PS4用ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)とBluetooth対応型のXbox Oneワイヤレスコントローラーが使用可能になる。

 コントローラーをペアリングする場合、まずは「設定」から「Bluetooth」を開きBluetooth接続をオンにする。その後、DUALSHOCK 4のPSボタンとSHAREボタンを長押しすると画面に「DUALSHOCK 4 Wireless Controller」と表示されるので、それをタップすれば接続完了。コントローラーのライトが白く光ったあとピンク色になればきちんと接続されている。

 Xbox OneワイヤレスコントローラーはBluetoothに対応していないものもあるので注意(Bluetooth対応型か否かについては公式サイトに詳細が掲載されている)。こちらの場合、コントローラーの電源を入れてから接続ボタンを長押しすると、Bluetooth画面に接続対象として表示されるとのこと。

 接続が完了すれば対応アプリでコントローラーを使うことができる。PS4のリモートプレイをDUALSHOCK 4で遊ぶこともできるが、PSボタンやSHAREボタンなど一部のボタンが反応しない点には注意が必要だ(仮想パッドでの操作は可能)。

『Sonic Racing』

 PS4のリモートプレイを含めいくつかのタイトルを軽く遊んでみたが、遅延などはそこまで感じられなかった。極端にシビアなゲームでない限り、おおむね遊べるだろう。タイトルによってはバーチャルパッドなどで遊ぶよりかなり快適なケースもあり、スマートフォンで遊べるゲームの可能性が広がるのは嬉しいポイントだ。

『ChuChu Rocket! Universe』

 コントローラー操作に対応しているタイトルは、画面に表示される操作ボタン説明もきちんと変わるようになっている。とはいえコントローラーを持つ場合スマホを一箇所に固定せねばならず、必然的に遠目で見るため画面がいつも以上に小さく感じられる(筆者の場合はiPhone SEなのでなおさら)。

(画像はApple Arcade公式サイトより)

 また、Appleは同時期に「Apple Arcade」も開始している。これは月600円で100以上の新作タイトルが遊べるというサブスクリプションサービス。広告や追加課金もなく、魅力的なタイトルも揃っているのが特徴だ。

 スマートフォンでゲームを遊ぶ場合、やはり操作方法に制限があるため内容を工夫しなければならなかった。しかしコントローラーが容易に接続できるとなれば、操作が複雑なゲームも受け入れやすくなるだろう。それをApple Arcadeという新たなプラットフォームで配信すれば、さらに手に取りやすいというわけだ。

 主にスマートフォンでゲームを遊ぶ人が各コントローラーを購入し、Apple Arcadeで複雑な操作のゲームも楽しむ……という状況になれば、スマートフォンでのゲーム体験はより奥深いものになっていくことだろう。これを機に、スマートフォンはゲーム機としての可能性を広げていくのかもしれない。

ライター/渡邉卓也

ライター
渡邉卓也
「マリオの乳で育った男」と自称するフリー・ゲームライター。いくつかのメディアでゲームニュース、レビュー、コラムなどを担当。自分が書いた記事で気に入っているのは「なぜこのゲームが「モンハン」の次に売れるのか…? 『Ice Station Z』から見る3DSという市場の特殊性とゲームの評価の難しさ」。好きなキャラクターは「しずえ」と「カービィ」。
Twitter:@SSSSSDM