チェルシーのフランク・ランパード監督が、22日に行われるプレミアリーグ第6節のリバプール戦に向けた会見に出席した。

ここまで2勝2分け1敗のチェルシーと全勝のリバプールによる一戦。リーグ開幕前のUEFAスーパーカップですでに激突した両雄の、早くも今季2度目の対戦だ。

ここまでFWタミー・エイブラハムやMFメイソン・マウント、DFフィカヨ・トモリといった生え抜き選手がチームを引っ張るパフォーマンスを披露しているチェルシーだが、17日に行われたチャンピオンズリーグバレンシア戦で、マウントが足首を踏まれ負傷交代を強いられていた。指揮官はまずはそのマウントについてコメントした。

「(試合に出る)チャンスはある。タックルの映像を見たが、そんなに悪いようには見えなかった。無事であることを祈っている。彼が動けるか試してみよう」

「我々はリスクを冒したくない。ベストを尽くすだけだ」

また、こちらも足首のケガで1カ月ほど戦線から離れているMFエンゴロ・カンテについても言及。

「エンゴロはブーストをかけているよ。問題は彼がどれほど適切な状態かということだ。しばらくチームを離れていたからね。今シーズンは2試合こなしているが、プレシーズンは休んでいた。だからイスタンブール(UEFAスーパーカップ)での彼は奇跡だったよ」

「今はメイソンと同じように慎重にマネジメントしなければならない。だが、彼が戻って来るのは素晴らしいことだ」

その後、リバプール戦に目を向けた指揮官は相手のユルゲン・クロップ監督についてこう語った。

「彼をリスペクトしているよ。スーパーカップで彼と戦えたのは良かった。彼のカリスマ性をチームにもたらしたのは素晴らしい」

そして、チェルシーの大きな壁になるであろうDFヴィルヒル・ファン・ダイクや3トップについてもコメント。

「今年のパフォーマンスを見るとファン・ダイクが全ての賞を受賞出来るのは明らかだ。かなりね」

「もしリバプールに0.5秒でも与えてしまえば、痛い目を見ることになる」

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