声優・アーティストの坂本真綾が、完全新曲の10th album『今日だけの音楽』を11月27日に発売することを自身がレギュラーパーソナリティを務めるbayfm「ビタミンM」にて発表した。

前作「FOLLOW ME UP」から4年ぶり10枚目となるアルバムは、収録曲すべてが新曲となるコンセプチュアルな内容。既発表曲を一切入れないフルアルバムは「少年アリス」以来、実に16年ぶりとなる。

「今日聴くのと、明日聴くのとでは意味が変わってしまう、今日だけの音楽」をテーマに、作家陣が書き下ろした全11曲を収録。川谷絵音(ゲスの極み乙女。)、大沢伸一(MONDO GROSSO)、堀込泰行(ex.キリンジ)、荒井岳史(the band apart)、渡邊忍(ASPARAGUS)、伊澤一葉(the HIATUS)、SIRA、古川 麦、一倉 宏、岩里祐穂などが参加。坂本真綾が今表現したいことを凝縮したアルバムとなっているようだ。

同アルバムの坂本真綾が記した序文も解禁された。

このアルバムは、ある日見た夢の話から始まる。

夢の中で、音楽を聴いた。
降り注ぐような声。
透きとおって、でも色鮮やかな。
独りごとみたいで、けれど訴えかけてくるような。
世界にたったひとつの特別な音楽。
それなのに目が醒めたら、もう思い出せない。

もう一度だけ、聴くことができたなら。
坂本真綾
「今日だけの音楽」序文より

アルバムと同タイトルのライブツアーも開催されるので、そちらも楽しみだ。現在2次プレオーダー受付中。

坂本真綾10枚目のアルバム『今日だけの音楽』