照らされるステージ(ChrisGorgio/iStock/Thinkstock)

芸能人が過去の「地獄のような体験」を振り返るバラエティ番組『地獄絵図グランプリ』(日本テレビ系)が19日深夜放送。

俳優もこなす人気芸人・麒麟川島明は、大先輩・西川きよしによって引き起こされた「地獄体験」を告白し、話題を集めている。

◼初MCに大抜擢

今では数々の番組でMCを務める川島。芸歴4年の若手時代に初めてMCに挑戦する大きなチャンスを手にしたものの、「あんな修羅場体験したことない」「MC地獄」と、散々な体験だったと明かしていく。

読売テレビが総力を上げた、10日間・夕方2時間の生放送番組。千鳥やNON STYLE南海キャンディーズ山里亮太など、今をときめく芸人らや京本政樹仲間由紀恵松浦亜弥ら人気者たちが集結するなか、麒麟がMCに大抜擢される。

気合を入れてMCをこなした川島への周囲の反応は上々。「関西の階段を順調に上がっている感触はあった」と手応えを感じていたが、翌日の生放送で地獄が訪れた。

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◼西川地獄

番組でイントロクイズを出題、回答者の1人が西川だったのだが、真面目な西川が大暴走。1人で1問あたり1.5秒で答え続けイントロクイズが終了、番組が「28分もまく」結果に。

生放送で28分も時間が余ってしまい困惑した川島だったが、地獄はそれだけではない。101歳の老人の特技を紹介する場面で、老人は懸垂を披露。力強く20回ほど懸垂をし周囲が大いに盛り上がる中で、西川が動き出す。

「僕のほうがスゴイです」と叫び、老人に対抗してその場で急に三点倒立をはじめた西川に、川島は何も出来ず「ただただ見つめることしか出来なかった」と吐露。その場の空気は「地獄」だったと振り返った。

◼川島の嘆きに視聴者は…

「それが原因かはわからないが、読売テレビのMCは15年やってない」と嘆く川島。このエピソードに視聴者も敏感に反応している。

◼7割強が「空気は読むべき」

しらべぇ編集部で全国20~60代の男女1,342名を対象に調査したところ、全体の74.4%が「空気は読まなければいけないと思う」と回答している。

空気読む

芸人にとってその場の空気を読むことは重要だ。空気を読まないタイプの西川だが、それが後輩や若手から重宝される場面もあり、他にはない氏の魅力のひとつとして認識されている部分もある。

それでも若手の川島にとって、自由すぎる西川は手に余っただろう。悪気はないのだろうが、後輩のためにも時には空気を呼んでほしいと願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)

麒麟・川島、暴走する西川きよしに大迷惑 「あんな修羅場体験したことない」