お菓子にやたらと敏感な息子を描いた漫画がSNS上で話題となっています。子どもたちが別の部屋に行った隙に、お菓子を食べるママとおばあちゃん。包み紙を捨てて証拠隠滅を図ったママでしたが、戻ってきた息子に「何してんの?」と追及され…という内容で「よく分かります!」「だんだんごまかせなくなりますね」「けっこうバレる(笑)」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

最後までシラを切り通し…

 この漫画を描いたのは、保育園の給食のおばさん・たまにイラストレーターの「pocaのお絵描き」(ペンネーム)さん(34)です。インスタグラムでは、5歳の娘と3歳の息子の子育て漫画を発表し、イラストレーターとしてLINEスタンプを発売中です。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

pocaのお絵描きさん「1人目の子どもが生後半年くらいの頃に描き始めました。初めての土地で初めての子育ては不安いっぱいで、周りにすぐ頼れる人もおらず、子育ての不安を誰かと共有したくて描き始めました。元々絵を描くのは大好きでした!」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

pocaのお絵描きさん「息子のオヤツに対するセンサーがすごすぎて、おかしくて。『これは絶対、わが家以外でもあるあるなはず…!』と思い、描きました」

Q.なぜ、息子さんに気付かれてしまったのでしょうか。

pocaのお絵描きさん「恐らく、私が挙動不審だったからだと…急にコソコソ隠れていたからかな。もしくは、口元に食べかすがついていたのかも…」

Q.この後、息子さんに白状はされたのでしょうか。

pocaのお絵描きさん「白状はしていません。最後までシラを切りました。知られたら最後だと思って(笑)もしバレたときは、『お酒入っているから』、または『これ、めっちゃ辛いから』と言います」

Q.このエピソード以外に、息子さんに気付かれたくないことがバレてしまったことはありましたか。

pocaのお絵描きさん「のどあめを食べると、少し離れていても一発でバレます。また、台所でこっそりお菓子を食べようとして、『パリ…』と袋を開けた瞬間、遠くから『ママー! 何してんのー?』と駆け寄ってくることも多々あります。この反省を生かし、今後は隠れるのを諦め、さっと口の中にお菓子を放り込んでゆっくりゆっくりかみ締めて、時間をかけて音を立てないように食べたいと思います」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

pocaのお絵描きさん「『あるあるー!』という声のほか、とっさに隠したのをポケットに入れてそれすら忘れてしまい、何気なく出してバレるパターンもあると教わりました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

pocaのお絵描きさん「今後も変わらず、2人の子どもと、周りで支えてくれるみんなとの笑える日々を描いていきたいと思います。そして、いずれは一冊の本にまとめたいなと、漠然と思っています。また、イラストが漫画以外でも広まってくれたらうれしいです」

オトナンサー編集部

お菓子にやたらと敏感な息子を描いた漫画のカット=pocaのお絵描き(pocahon19)さん提供