ポルトガル人指導者のジョゼ・モウリーニョ氏(56)が自身に飛び出したレアル・マドリー復帰説に言及した。イギリスメトロ』が取り上げた。

9年ぶりの無冠に終わった昨シーズンからの復権を期すレアル・マドリー。その昨シーズン終盤から復権を託され、退任からわずか9カ月で電撃復帰したジネディーヌ・ジダン監督だが、プレシーズンの段階から結果が伴わず、開幕後も低調な戦いが続いている。

そうした状況からジダン監督に周囲の風当たりが強まりつつあるなか、一部メディアでレアル・マドリーの会長を務めるフロレンティーノ・ペレス会長の監督交代に向けた動きがトピックに…。その数名挙がる後任候補の1人として、モウリーニョ氏の名前が浮上している。

だが、2018年末にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任されて以来、フリーのモウリーニョ氏はスペイン『Deportes Cuatro』のインタビューで、2010シーズンから3年間にわたって指揮したレアル・マドリー復帰の可能性を問われると、こう否定したという。

「私の名前が挙がるのは好きじゃない。レアル・マドリーを指導したくない。なぜなら、すでに監督がいるからだ。あの場にいる監督に関して敬意を持って話す。彼はレアル・マドリーの歴史において、大きな意味を持つ人物。私はナンセンスな人間じゃない。物事が円滑に進み、すべてが沈静化してほしいね」

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