今年初旬にナントからカーディフへ移籍が決まった直後、墜落事故で死亡したアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラ。

遺体安置所に安置されていた彼の遺体写真がネット上に流出するというショッキングな事件もあった。

その後、当局は48歳の女と62歳の男を逮捕。『BBC』によれば、両者は不正アクセスの容疑を認めたという。

亡くなったサラの兄妹は、2人について「こんなにも不道徳で邪悪な人間がいることは信じられない」と断罪したそう。彼女は裁判の場でこう述べたという。

ロミナ・サラ

エミリアーノの代理人からの電話で、ネット上に流布されたものを聞かされた。

兄弟ダリオに連絡したが、彼はその写真を見たがらなかった。

私はSNS上ではその画像から距離を置こうとした。

母もそれらの惨い画像を見ることはできなかった。

母は悲しいと言った、『人々がこれをジョークのネタにしている』からと。

あの画像を自分の頭から消し去ることはないでしょう。兄妹も母も忘れることはできない。

自分にとってあの画像とともに生きるのは辛い」

週明けの月曜日に2人への判決が言い渡される見込み。

サラの遺体写真、ネット流出事件…兄妹が「悪魔」と非難