20日、カメルーン代表の新監督にポルトガル指揮官アントニオ・コンセイソン氏(57)が就任することが決定した。同国のスポーツ省の大臣を務めるナルシセ・ムエレ・コンビ氏が発表した。

カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)は今年7月にクラレンス・セードルフ前監督の辞任を発表。以降、同国代表は指揮官不在の状況が続いていたが、ポルトガルを中心に多くのクラブチームで監督経験があるコンセイソン氏の招へいを決めた。

トニ・コンセイソンの名で知られるコンセイソン氏は、現役時代に右サイドバックとしてブラガやポルトで活躍した元ポルトガル代表。

現役引退後は古巣のブラガやベレネンセスなどポルトガル国内のクラブの指揮官を歴任。また、国外ではルーマニアのクルージュの指揮官を通算3度率いていた。なお、代表チームを率いるのは今回が初めてとなる。

カメルーンは前回王者として臨んだアフリカネーションズカップ2019では、グループリーグを1勝2分けで通過したが、ラウンド16のナイジェリア代表戦で敗戦し大会2連覇を逃していた。

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