チェイサーを活用しよう!

体調が変化する生理中は、自然とお酒も控えめにしたくなると思います。ただ、おつき合い上外せない飲み会もありますよね。生理中の飲酒について、気をつけたいことを真理先生にうかがいました。

「もし飲みたい場合は、できる限り食事と一緒に飲むことが大事ですね。よくお酒だけ飲んでいる方がいますけど、それはよくない飲み方です」

「それで意外に忘れがちなんですけれども、チェイサー(お酒と交互に飲む水)も必要です。もしグラス一杯飲んだら、同じ分量のチェイサーを飲むことによって、体への負担が軽くなるという役割もあるんですね。アルコールは利尿作用がすごくあるので、脱水になりやすい。チェイサーには、悪酔いを防ぐ作用があります」

糖質低めのお酒がオススメ

「それから、冷たいお酒は控えたいですね。冷たいお酒を飲むと腸管免疫を下げたり、お腹にガスがたまって張ったり、ホルモンバランスを乱して生理痛がひどくなったりしやすいです。なので、お酒を飲むのであれば、できる限り常温のままか温かくして頂くことが大切です」

また、どの種類のお酒を選ぶかも重要です。

「ビールや日本酒、甘いカクテルは糖質が多いので、ホルモンバランスが乱れやすくなります。なるべくなら、糖質の低い蒸留酒である焼酎・ウイスキー・ブランデーが望ましいです。また、醸造酒でも赤ワインは糖質が非常に少ないので、いいかもしれません」

白ワインも、辛口なら比較的糖質が少ないお酒です。ホルモンバランスに悪影響を与える糖質を控えたいなら、蒸留酒かワインがオススメですね。

監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー。痩身・美容鍼灸家として人気が高い。オリジナルブランド「ぎんざ美人灸」を持つ
ライター:沢田聡子

それでも飲みたい!生理中にお酒を飲むなら○○○と一緒に