館山は通算9度の手術からカムバック、畠山は4番でリーグ優勝&打点王

ヤクルト – 中日(21日・神宮)

 今季限りで現役引退するヤクルト館山昌平投手と畠山和洋内野手が21日、本拠地での中日戦で引退試合に臨む。館山は先発して打者1人に投げる予定。畠山は代打で登場する見込みだ。

 神宮室内練習場に隣接するグラウンドで調整した館山の表情は晴れやかだった。盟友の石川とキャッチボールをし、ダッシュなどで準備を整えた38歳は「これまでの先発のときと同じように調整しました。この17年は、やっぱり長かったですね」と振り返った。

 2003年に日大からドラフト3位で入団した「松坂世代」。度重なる故障で右肩、右肘など9度の手術を受けながら通算85勝(68敗)をマーク2008年に最高勝率、09年に16勝で最多勝を獲得したほか、15年にはカムバック賞を受賞するなど、ヤクルト投手陣を引っ張ってきた。

「でも最後は怪我ではなく、自分の力が限界を迎えたので辞められる。投手としてこんなに幸せなことはない」と感慨深げだった。

 畠山は室内練習場で打ち込み、青木とキャッチボールを行った。「青木さんからは『明日からはゆっくりできるな。好きなものも食べられるな』と言われて。もう食べてますけどね」と笑った。

 専大北上高から2001年ドラフト5位で入団。小川監督が監督代行就いた2010年から6年連続2桁本塁打マークしたほか、優勝した15年に打点王に輝くなど、燕打線を引っ張ってきた。19年間のプロ野球生活に幕を下ろす37歳は「とにかく全力でプレーして楽しみたい」と意気込んだ。(片倉尚文 / Naofumi Katakura

引退試合に臨むヤクルト・館山昌平【写真:片倉尚文】