ジンバブエのワンゲ国立公園で、ライオンにくわられていたイヌ科の動物リカオンがハイレベルな死んだふりを披露した。撮影者らもリカオンはすでに死んでしまったと思っていたところ、一瞬の虚をついてリカオンライオンから逃げ去ったのだった。海外メディアHuffingtonPostが伝えた。

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 ユーチューブで動画を公開した旅行会社Kruger Sigingtsによると、そのリカオンは当初死んだクーズー(ウシ科の動物)にありついていたうちの一匹だった。そこにライオンが忍び寄り、「瞬く間にライオンは飛びかかり、群のうち一匹を捕まえました」と同社は動画紹介文でコメント。

 ライオンはしばらくリカオンをくわえたまま歩き回り、リカオンには全く身動きがないため一見したところすでに死んでしまったかとも思える。しかし、そこから一瞬の隙をついてリカオンライオンから走り逃げさったのだった。同社によると、現在リカオンは世界14か国以上に生息し、頭数は7,000頭以下にとどまるという。

※海外メディア「HuffingtonPost」のスクリーンショット