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 火星と言えば赤い荒涼とした風景が思い浮かぶのだがこれはいったい!?

 欧州宇宙機関(ESA)とロシア・ロスコスモス社が共同で進める火星探査計画「エクソマーズ」のトレース・ガス・オービターが撮影した赤い惑星の北極は、まるで溶けたホワイトチョコレート、もしくはホイップクリームでも敷き詰めたかのようにクリーミーだ。

 ESAによると、9月16日に公開されたその画像は、さまざまに形状を変える砂丘であって、火星の風向きを知る手がかりなのだそうだ。

 これを観察することで火星表面の砂丘の変遷や、堆積物の動きをうかがい知ることができる。

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なぜ火星がホワイトチョコレートに?春の訪れを告げるサイン

 火星の北極に冬が到来すると、二酸化炭素の氷でできた薄い層によって地表は覆われてしまう。

 もちろん永遠に続く冬などない。しばらくすれば氷から直接気体になる(昇華)――それが春の訪れを告げるサインだ。

 春の雪解けは氷の底から始まるために、氷と砂丘の砂との間にガスが蓄積される。融解が進み、やがて氷に亀裂が入るようになると、蓄えられたガスが砂と一緒に勢いよく噴出する。

 クリーム色の表面に点々とついている黒っぽいシミはそれが原因だ。

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砂丘には季節風も関係


 画像を撮影したCaSSISカメラは「バルハン」もとらえている。これは三日月型砂丘とも呼ばれる、円弧状の稜線を持つ砂丘のことで、上の画像右側を占めている。

 バルハンは融合して「バルハン型リッジ(barchanoid ridge)」を形成している。

 こうしたバルハンからバルハン型リッジへの変遷は、火星の砂丘の形成おいては二次風(季節風)もまた重要であることを示唆しているそうだ。

 以下の動画は火星の北極をCGであらわしたものだ。


Mars 360: the north pole
news18/ written by hiroching / edited by parumo

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52282677.html
 

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溶けたホワイトチョコレートのようにクリーミーな火星の北極地帯の写真