プレミアリーグ第6節、レスター・シティvsトッテナムが21日にキングパワー・スタジアムで行われ、ホームレスターが2-1で勝利した。

2勝1敗2分けで並ぶ両チームによる上位浮上を懸けた一戦。前節、クリスタル・パレス相手に今季初のクリーンシートを達成しての4-0の圧勝を飾ったトッテナム。しかし、ミッドウィークに行われた今季のチャンピオンズリーグ(CL)初戦のオリンピアコス戦では2点リードを追いつかれての低調な2-2のドローとなった。

ギリシャでのアウェイゲームから中2日のランチタイムキックオフと過密日程の中で戦う難敵レスターとのアウェイゲームに向けてポチェッティーノ監督は先発6人を変更。妻の出産に立ち会い欠場となった守護神ロリスに代わってGKガッサニーガは今季初出場を飾ったほか、両サイドバックにオーリエとローズが復帰。また、デレ・アリとエリクセン、ルーカス・モウラに代わってムサ・シソコ、ラメラ、ソン・フンミンが起用された。

ここ最近の対戦で多くのゴールを奪い合っている両者の対戦らしく、立ち上がりからフィニッシュのシーンが目立つ展開に。コンディションで勝るホームレスターが流れるような連係からゴール前に抜け出したバーンズファーストシュートを放つと、トッテナムもソン・フンミンとケインの2トップが際どいシュートで応戦。

試合開始10分過ぎから球際の反応で徐々に上回ったホームチームが押し込んでいく。すると、16分には左CKの二次攻撃からティーレマンスのミドルシュートのこぼれ球に複数選手がなだれ込み、最後はエンディディがゴールネットへ蹴り込む。しかし、ビデオアシスタント・レフェリー(VAR)によるレビューの結果、最初にこぼれ球に反応したアジョセ・ペレスオフサイドラインを越えており、ゴールは取り消しとなった。

VARに救われたトッテナムはその後も耐える状況が続いたが、頼れるエースチームを救う。29分、カウンターからラメラのスルーパスに反応したソン・フンミンがボックス手前でDFを引き付けて丁寧なヒールパス。これに後方から走り込んだケインが反応すると、相手DFソユンクとの接触で前につんのめりながらもゴール前での倒れ際に執念の右足シュートを放ちゴールネットを揺らした。

まさにストライカーというケインゴールリードを手にしたトッテナムは、その後攻勢を強めたホームチームの攻撃に対してGKガッサニーガの好守などでアジョセ・ペレスの決定機を阻止し、1点リードで試合を折り返した。

迎えた後半も前半同様に主導権が目まぐるしく入れ替わるオープンな展開が続く。その中でビハインドを追うホームレスターがよりフィニッシュの場面を作り出す。だが、ヴァーデイがボックス左角度のないところから放った決定的なシュートはGKガッサニーガの好守に遭う。

後半に入って思うようにボールを持てないトッテナムだが、2トップを生かしたカウンターに活路を見出す。64分にはエンドンベレからの縦パスに抜け出したソン・フンミンがボックス左で潰れてこぼれ球を回収したケインからの折り返しを、逆サイドのオーリエがダイレクトシュートで流し込む。

これで貴重な追加点を奪ったかに思われたが、VARのレビューの結果、ソン・フンミンが抜け出した際にわずかに肩がオフサイドラインを越えていたとの微妙な判定でゴールは認められず。

一方、VARに救われたレスターはここから一気に勢いを増すと、70分にはバーンズスルーパスに抜け出したヴァーディがボックス左でマイナスに折り返すと、最後はファーに走り込んできたリカルド・ペレイラが冷静に流し込み、同点に追いつく。

1-1のタイに戻ったことで、ここから試合は激しさを増していく。80分過ぎにはケイン、オーリエと続けてアウェイチームが決定機を作り出すが、これを決め切ることができない。

すると、選手交代で再びギアを上げたは85分、ボックス手前中央で左サイドチョードリーから横パスを受けたマディソンが右足を一閃。地を這う強烈なミドルシュートゴール左隅を射抜き土壇場での逆転ゴールとなった。

マディソンの鮮烈な今季初ゴールによって試合を引っくり返されたトッテナムは、ここから勝ち点1でも持ち帰るべく攻勢を強めるが、中2日でのアウェイ2連戦という厳しいコンディションの影響が色濃く最後までパワーを出し切れず。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、苦手トッテナムに競り勝ったレスターが2試合ぶりの白星を手にした。一方、敗れたトッテナムは早くも今季2敗目を喫することになった。

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