レアル・マドリードジネディーヌ・ジダン監督が、リーガ・エスパニョーラ第6節セビージャ戦の前日会見に臨んだ。21日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 3月のレアル復帰から半年を迎えたジダン監督は、17日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節パリ・サンジェルマン戦で0-3の完敗を喫したことで、指揮官としての資質を問われている。現地メディアの報道によると、同クラブのフロレンティーノ・ペレス会長も同監督の解任を考え始めたようだ。

 しかしジダン監督は、解任報道を真っ向から否定。自身の後任候補の1人とされるジョゼ・モウリーニョ氏にも触れつつ、レアル残留を強調している。

「メディアは私が去ると書いているね。でも私は強気だ。(前回の指揮から、)決して後退することなく、最後の瞬間まで仕事を続けることを学んだんだ。去ることは考えていないよ。難しいのは、外野の声はコントロールできないということだ」

モウリーニョの話は悩みの種なんかじゃないよ。それがどんなものであってもね。ここ(レアル・マドリード)では、一つの負けですべてを変える必要性が生じるんだ」

成績不振を理由に解任が噂されるジダン監督 [写真]=Getty Images