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カビやキノコなどの真菌は湿った場所で育つと一般的に知られているが、人間の身体に繁殖するとは想像しにくいことだろう。しかしベトナムで、耳に異変を感じた女性を診察した医師が彼女の耳の中に無数の小さなキノコのようなものがあることに驚いたという。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

ベトナムのディエンビエン省で今月9日、耳に痒みと痛みを感じた女性が診察を受けた。対応した医師は内視鏡で耳の中を検査したところ、女性の外耳道に小さな傘のようなものがあるキノコの形をした黒い胞子が無数にあった。

この女性の了解を得て医師が公開した内視鏡の映像は、人々を驚かせた。医師は「女性は耳が感染にかかって炎症を起こし、真菌感染症を患っていた」と話しており、菌を全て耳から取り除く治療が施された。

真菌症は子供などに多く見られ、通常は感染しても2~3日で自然治癒するという。しかし体力が落ちて自己免疫力が低下している時に感染した場合、この女性のように痒みや痛みを伴ったり、聴力が低下することもあるそうだ。

健康情報サイトPatient.info』によると、この女性のような外耳道真菌症は主に亜熱帯地域に住んでいる人が感染しやすく、他にもサーフィンスキューバダイビングなどのウォータスポーツをする人が感染しやすい傾向にあるとのことだ。

また同サイトでは、耳垢は耳の内部を真菌から守ってくれることから、耳かきなどでの耳掃除のしすぎは外耳道真菌症の原因になりやすいため控えることを勧めている。

『The Sun』によると、外耳道真菌症の治療には綿棒、吸引チューブ、またはイヤーシリンジなどで真菌を取り除く必要があり、医師の指示のもと点耳薬を適宜に点耳する必要があるようだ。しかし中には真菌を取り除いてもまた感染してしまう場合もあり、専門家も「耳の中を綿棒などで引っ掻き回すべきではない」と警鐘を鳴らしている。

画像は『The Sun 2019年9月10日付「NOT A FUNGHI Grim video shows mushrooms growing inside woman’s ear after she complained it was sore and itchy」(Credit: newsflare)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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