中国メディア・東方網は20日、女子バレーボール・ワールドカップで日本が中国に完敗した試合を見た、日本のネットユーザーの声を紹介する記事を掲載した。

 記事は、19日の試合で中国が3-0のストレートで日本を一ひねりしたと紹介。この結果に中国のバレーファンが喜ぶ一方で、日本のファンたちは嘆息するとともに、自らの心の声をネット上に残していると伝えた。

 そして、日本のネットユーザーからは主に3つの声が聞かれるとし、1つめの声が現在の日本代表が非常に弱いことに対する嘆きであると説明。「日本のテレビ放送は中国と日本と差を認識できていないが、日本のファンたちは認識している」とし、「日本は正直弱すぎる。残りの試合で勝てるのはケニアアルゼンチンぐらいではないか」との気弱な意見が出ていると紹介した。

 2つめの声は、中国女子バレー界のレジェンドである郎平監督への賛美だとした。記事は、郎監督の指導により中国の女子バレーの技術や戦術が非常に向上したとみる日本のバレーファンが多く、ネットの一部では郎監督を「聖母」とさえ称する人もいると伝えている。

 そして、3つめの声として挙げたのは、日本の中田久美監督の指導力に対する疑問の声だ。日本のファンからは「郎監督との差はちょっとやそっとではない。監督就任からの3年間、いったい何をしてきたのか。これでは本当に何も未来が見えない」という厳しい意見も出ているとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

日本の女子バレーが中国に惨敗、日本のファンは何を思ったか=中国メディア