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今日は三連休の中日ですが、本格的な秋の到来とともに、荒天日をのぞくと、窓を開けていても暑すぎず寒すぎず、通り抜ける風が心地よいですね。実は、そうした秋の好天日は大掃除に最適なタイミングといえます。
9月も残すところ10日を切り、うかうかしていると街にクリスマスのメロディーが流れる時期になってしまいますし、繁忙期の年末に冷水と格闘しながらの大掃除はとても大変! もちろん、年末の大掃除は大切な行事ですが、そのときの負担を減らすためにも、今のうちに普段手が行き届かない部分をきれいにしちゃいましょう!


秋掃除のすすめ/まずは、エアコンをきれいに!

秋掃除の最大のメリットは、何より気温にあります。
日本の夏は暑いうえに湿度も高く、エアコンを使っていても汗が流れ落ちるため、掃除にはあまり向いていない季節です。そんなエアコンも、冬に向けてしっかり掃除しておきたいもの。掃除を怠ると、暖房をつけたときにエアコン内に溜まったカビが部屋に放出されたり、いやなニオイが発生する……ということがあるからです。
とはいえ、エアコンの掃除は手間も時間もかかるので、ついつい後まわしにしがち。でも、後まわしにした結果、エアコン内のカビやホコリが乾燥してこびりつき、時間を置くほどに汚れが取りづらくなってしまうことに。
つまり、秋の今は少し湿度もあり、冬のような乾燥した空気になる前なので、汚れが取りやすいメリットがあります。大物のエアコンを今のうちに掃除しておけば寒くなっても安心ですね。

エアコン内の掃除を怠ると、冬になってホコリやカビを室内に放出することに

エアコン内の掃除を怠ると、冬になってホコリやカビを室内に放出することに


秋掃除のすすめ/カーテンなどの大物をきれいに!

風が気持ちのよい季節だけあり、大物のカーテンや寝具などを洗うのにも最適の時期ですが、カーテンは布類の中で最も大きな部類に属しますし、干すにしても場所をとるので、面倒に感じる人も多いですよね。
そうした人も、わりと簡単にカーテンを洗うことができるので、次の手順を参考にしてみては!
※ただし、自宅で洗えない素材のカーテンやラグなどもありますので、取り掛かる前に自宅での洗浄が可能かどうかをきちんと確認してくださいね。
【カーテンを洗う手順】
●浴槽にぬるめの湯を半分ほど張り、布地に合った洗剤を溶かし入れます
●そこに折りたたんだカーテンを漬けます
●風呂おけやバケツの底を使って、汚れが浮くようにお湯の上からカーテンの布地を押したり戻したりします
●数回、布地を水の中で押し戻すことを繰り返しながら、1〜2時間放置します
●湯の色が茶色く変色したら、栓を抜いて浴槽の水を排出します
●水のシャワーで、念入りに布地の上から水をかけ、洗剤と汚れを排出します
●しっかり洗浄したら、濡れたカーテンを浴槽の縁にかけて、水滴が垂れる状態にします
●そのまま1〜2時間放置して、水滴が垂れなくなった時点でカーテンレールにかけます
天気のよい日なら、カーテンをレールにかけて窓を開け放っておくだけで乾きます。さらに、湿ったままカーテンレールにかけることで、シワも伸びて一石二鳥ですよ!

秋は大物衣類の虫干し、洗濯に適した時期です

秋は大物衣類の虫干し、洗濯に適した時期です

夏の間の汗や皮脂汚れがラグマットなどの布地に付着しています。そうした汚れを空気が乾燥する冬まで放置していると落ちづらくなってしまうので、大物も乾きやすい今の時期に洗うのがオススメ。
同様に、ラグマット、キッチンマット、トイレマットなどもカーテンと同じ要領で洗浄できますので、時間のある週末に取り掛かってみてはいかがでしょうか。

秋の大掃除には、たくさんのメリットがあります!【1】