2019年9月8日の夜から9日の朝にかけて、首都圏を通過した台風15号千葉県では停電や断水、建物の倒壊などといった大きな被害に見舞われました。

産経ニュースによると、同月22日の午後には大型の強い台風17号が暴風域をともなって九州に接近し、その後対馬海峡付近を通過して日本海へ進む見通しです。

気象庁は「西日本を中心に大雨になる恐れがあるため、暴風や土砂災害、高潮などに厳重な警戒をするように」と注意を呼びかけています。

ビートたけし「全国に避難所を」

同月21日に放送された情報番組『新・情報7DAYSニュースキャスター』(TBS系)では、次々と日本列島を襲う台風について特集。

番組のMCを務めるビートたけしさんは、2025年に大阪で開催される万国博覧会(以下、万博)を引き合いに出し、次のような主張をしました。

万博なんかやめて、全国に避難所をまず作れよね。この季節でまだ台風来てるんだよ。

新・情報7DAYSニュースキャスター ーより引用

自然災害の起きやすい日本。台風15号の影響により、被害を受けた千葉県では復旧作業が難航し、災害による事後対応の難しさが浮き彫りになりました。

ビートたけしさんは、そういった混乱を目の当たりにして「災害が起きた時に対応できる避難所が欲しい」と訴えたのです。

ビートたけしさんの発言に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。

・本当にその通り!

たけしさん、いいことをいうなぁ。

・これだけ災害の多い国なんだから、もっと対策を練る必要はあると思う。

自然災害を前にして、私たちが個々にできることは限られています。いざという時のために、国をあげて対策しておくことは、私たちの未来を守るためにも重要なことといえますね。


[文・構成/grape編集部]

出典
新・情報7DAYSニュースキャスター産経ニュース