この夏最大のヒット作『天気の子』(19)でイケメン小学生、”凪先輩“の声を務め、注目を集めた15歳の新進女優・吉柳咲良(きりゅうさくら)。公開中の青春ラブストーリー『初恋ロスタイム』で、実写映画初出演にして初主演を飾っている。この夏はバラエティ番組などにも多数出演し、ブレイク寸前な吉柳咲良の素顔とは…?

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石原さとみ深田恭子を輩出した「ホリプロスカウトキャラバン」の「PURE GIRL2016」で見事最年少グランプリを受賞し、12歳で芸能界デビューを果たした吉柳。かつて高畑充希も主演を務めたミュージカルピーターパン」に、こちらも歴代最年少となる13歳で主演に抜擢された逸材だ。『天気の子』では高校生の帆高に恋愛指南をする大人びたイケメン小学生・凪役で、中性的な魅力を発揮し、強烈なインパクトを残す。人気声優の花澤香菜佐倉綾音が声を担当する少女たちに囲まれる役柄とあって、「凪役って誰?」「新人の声優さん?」とネット上もざわつかせた。

一方、映画初主演となった『初恋ロスタイム』では、正統派ヒロインに挑戦。本作は、毎日1時間だけ時が止まる不思議な現象“ロスタイム”の中で、10代の男女が恋に落ちる物語。吉柳は、明るく前向きな性格の、ある秘密を抱えた女子高生・時音役を、瑞々しく可憐に演じている。先輩の人気俳優・板垣瑞樹、竹内涼真との共演も、堂々とこなした。

しかし、撮影時の吉柳本人はご飯も喉を通らないほど緊張しっぱなしだったとか。相手役の板垣からは「吉柳さんはとても恥ずかしがり屋で、初対面の時は目も合わせてもらえなかった(笑)」と暴露されるなど、内気な性格ものぞかせている。

また、吉柳は自身のインスタグラムを7月に開設したばかり。出演作の監督や共演者たちとのツーショット、カジュアルなオフスタイルなど、プライベートな写真をアップ。等身大のかわいらしさがあふれているので、こちらもぜひチェックしてみてほしい。

2020年1月20日(月)より上演される舞台「デスノート THE MUSICAL」では、人気キャラクターのミサミサこと弥海砂役に決まっており、さらなる飛躍を予感させる。そんな彼女の記念すべき映画初主演作『初恋ロスタイム』を見逃す手はないぞ!(Movie Walker・文/トライワークス)

『天気の子』凪役や舞台「ピーターパン」でも活躍中の吉柳咲良(『初恋ロスタイム』)