大型の台風17号は、23日(月・秋分の日)朝にかけて九州北部や中国地方にかなり接近する見込みです。そのあとは日本海を進み、北日本に接近する見通しで、台風は次第に温帯低気圧に性質が変わっていきますが、風の強さは変わらないため北日本も暴風に警戒が必要です。
西日本では午前中にかけて、風や雨のピークとなりそうです。九州から東海にかけて、太平洋側では非常に激しい雨の降る所があるでしょう。日中は北陸や北日本で風が強まり、午後は北海道で激しい雨が降り、大荒れとなりそうです。
また、台風から離れている関東も風が強まるでしょう。台風15号の被害が大きかった地域では、安全な場所で過ごすように心がけてください。

南よりの風が吹き、日中は日差しも出るため、北陸では35℃以上の猛暑日になる所もあるでしょう。千葉県を含めて関東も30℃以上の真夏日になる所が多く、熱中症にも注意が必要です。

気象予報士・及川 藍)

23日の天気予報。