こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
婚活をしているけれどうまくいかないという方のお話を聞くのですが、アドバイス以前の「それで婚活しているつもりなの?」という方もいるのです。

その婚活しているつもりな婚活者の特徴をお伝えします。

1.縁結び神社、スピリチュアルの法則にはまり祈って願って待つだけの婚活女性

女性に非常に多いのが、神社巡りをして「いいご縁がありますように」と祈って願っているだけという女性です。合コンに行く、友達に紹介をお願いする、婚活サイトに登録するなどといった出会いの数を増やす努力は全くしないで、占いや神社、スピリチュアルにはまるのです。

目に見えない力にすがりたくなる気持ちは分からないわけでもありませんが、その前にやることがあるでしょう。

不思議なことに高学歴な女性も、仕事ならPDCAを回すキャリアウーマンもこういうスピリチュアル系にははまりやすいです。

結婚運を上げるために、腕にパワーストーンブレスレットを付けている方もいるでしょう。冷静になって鏡で全身を見て。そんな石ころを腕に巻いて、コーディネートをぶち壊していることに気が付かない?

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2.魅力的に見えない自撮りや免許証の写真を載せる婚活男性

結婚相談所や婚活アプリに登録する男性で、写真が残念な方が非常に多い。女性でも残念な写真の方はいるけれど、割合でいえば男性のほうが圧倒的に多いです。

びっくりするのが免許証の写真をそのままスマートフォンで撮影して載せる方や、汚い洗面台の鏡に自分を映して撮影した写真を使う方がいることです。普段写真を撮らないのならば、そこはプロのカメラマンにお願いして撮ってもらった方がいいでしょう。

残念な写真を使う人に限って「友達からは優しいねと言われます」と自分の性格を文章で伝えようとします。それならば、優しそうに見える写真を用意する努力をすべき。

結婚相談所で働く方から聞くのは、写真が残念な人に撮り直しを提案しても
「外見じゃなく、内面を見てほしいから」
「外見で人を選ぶような人と結婚したいわけじゃない」
と拒むそうです。もちろん、素直に改善する方もいらっしゃいます。

相手は何人もいる中から選ぶので、人柄を伝える写真作成は自分のためであり、内面を見てもらうための写真なのに。このように、写真が残念な方はたいてい頭脳も残念なことが多いようです。

結婚相手は話し合いがきちんとできる最低限の知性がある方のほうがいいでしょう。写真が残念な方を省くのは正解だと思う。

3.登録して努力した気分になる活動しない婚活者

結婚相談所や婚活アプリに登録するのは手間がかかります。写真を登録して、自己紹介を考えてプロフィールを作成します。

結婚相談所なら、独身証明書、源泉徴収票、学歴証明書といった面倒くさい書類を揃える手間もあります。入会金も10万円前後しますし、「ここに登録さえすれば」と期待するでしょう。そうした面倒くさい手続きをして大金を出してしまうと、すっかり努力した気分になるのです。

リクルートマーケティングパートナーズが運営するブライダル総研が発表する「婚活実態調査2019」によると婚活成功者と婚活非成功者では婚活サービスの利用頻度に差があるという結果でした。

結婚相談所の登録をしたけれど結婚できない人の63.1%は月に1日以上の活動頻度となっており、週に1日以上は36.8%となっています。登録するけれども何も活動していない週のほうが多いのです。そりゃ、結婚できませんよね。

一方、婚活成功した人の57.5%は週1日以上何かしらの活動をしています。

4.婚活パーティーに参加して女友達を作って帰ってくる女性たち

婚活はつらく苦しいことは多い。週5で働いているのに、貴重な休日を使って将来のためとはいえ楽しくもない相手と会うこともあるでしょう。

婚活するほど、「いい男いないよね」と男のダメ出しで盛り上がる婚活仲間を増やす女性がいる。
わかるわかる~。いい男はみんな既婚者だし」
「そうそう。早く婚活卒業して結婚したいよね~」
「そうだね~」
と共感しあえば心は満たされるでしょう。でもね、それは結婚に1ミリも近づいていないのよ。

女子会をするほど「自分たちは普通なのに、草食系男子が増えたから私たちが余っている」と歪んで現実を認識するようになるでしょう。女子会好きの自称普通女子はただの性格ブスです。

5.ありのままの姿で婚活をするだらしない自覚ゼロの人たち

30代以上の婚活パーティーに参加されたことがある方は分かるかもしれない。「なぜその格好で参加したの?」という方が男女ともに大勢いるのです。ジャージや作業着で参加する男性、ノーメイクの女性、明らかに10年以上前に流行ったコーディネートなど、そんな方がいるのです。

婚活パーティーなどは服装のルールに「清潔感のある服装で」などと書いてある場合がある。しかし、清潔感を洗濯した服を着て毎日風呂に入っているから「清潔感がある」と勘違いするぼさぼさ頭、シワシワ、ぶかぶかの服を着てくる人が男女ともにいる。

「清潔」と「清潔感」は別です。

30代40代の女性でも、ほとんどお化粧せず参加する方もいる。「私、お化粧はしないタイプなんです」と思っている方もおりますが、そのありのままにニーズはない。

20代ならばTシャツ、短パンの男性やノーメイク女性も「元気がいい」「素朴」に見えたかもしれない。しかし、それは若さがあったから。その素朴キャラのまま30代40代になったら魅力のない幼いおばさん、幼いおじさんです。

セクハラにもあたるため、一定の年齢を超えた人に身だしなみについての指摘をする職場はあまりないのではないでしょうか。はっきり言えばブスですが、ブスにブスとはだれも注意しないでしょう。

だんだん自分と向き合うのが怖くなる

「え?こんなこともできないってバカなの?」
と思われる方もいるでしょう。

ちょっと考えればわかることなのかもしれない。どれも冷静に自分を振り返れば簡単に気が付くことなんだけれども、自分と向き合うのが怖くなり、柔軟さがなくなって1年2年と同じことを繰り返し「婚活しているつもり」のまま年を重ねるのです。

【参考】
婚活実態調査2019リクルートブライダル総研調べ