ブンデスリーガ第5節、フランクフルトvsドルトムントが22日に行われ、2-2で引き分けた。フランクフルトのDF長谷部誠はフル出場し、MF鎌田大地は67分から出場している。

前節アウグスブルク戦を1-2と敗れて2勝2敗スタートとなったフランクフルトは、3日前に行われたヨーロッパリーグ(EL)のアーセナル戦では善戦しながらも0-3と敗戦。そのアーセナル戦のスタメンから4選手を変更。鎌田やドスト、ダ・コスタら主力がベンチスタートとなった。

対するドルトムントは前節レバークーゼン戦を4-0と快勝し、3勝1敗スタートとした。そして、5日前に行われたチャンピオンズリーグ初戦のバルセロナ戦では優勢に試合を進めた中、0-0の引き分けに終わった。そのバルセロナ戦と同様のスタメンで臨んだ。

立ち上がりからドルトムントが仕掛ける展開となると、11分に先制した。サンチョのシュートのルーズボールを拾ったボックス左のT・アザールがクロスを入れ、ボックス中央のヴィツェルがダイレクトで蹴り込んだ。

その後もドルトムントが試合をコントロールした中、29分にヴィツェルとのパス交換からハキミが枠内シュートを浴びせた。

しかし43分、フランクフルトが少ないチャンスを生かして追いつく。ソウが右サイドゴールライン際から折り返しアンドレシウバダイレクトで合わせた。アンドレシウバの移籍後初ゴールで試合を振り出しに戻し、後半へ折り返した。

それでも後半も押し込む展開としたドルトムントは66分に勝ち越した。ペナルティアーク右で得たFKをラファエウ・ゲレイロが直接狙うと、GKが弾いたルーズボールをボックス左のヴィツェルが右足アウトでパス。これをゴールエリア右に詰めたサンチョが押し込んだ。

失点を受けて鎌田を投入したフランクフルトは、69分にその鎌田がミドルシュートでGKを強襲。そして終盤の88分に追いついた。サイド攻撃で揺さぶり、ヒンテレッガーの折り返しをボックス右の鎌田がダイレクトで合わせたボールがデラネイに当たってゴールに吸い込まれた。

このまま2-2で終了。フランクフルトドルトムントから勝ち点1をもぎ取っている。

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