セリエA第4節、アタランタvsフィオレンティーナが22日に行われ、2-2で引き分けた。

前節ジェノア戦を2-1と競り勝って2勝1敗スタートとしたアタランタは、4日前に行われたクラブ史上初のチャンピオンズリーグではディナモ・ザグレブにまさかの大敗。そのディナモ・ザグレブ戦のスタメンから5選手を変更。アレハンドロゴメスやフロイラー、ハテボエルら主力がベンチスタートとなった。

一方、前節ユベントス相手に善戦してゴールレスドローとし、1分け2敗スタートとしたフィオレンティーナは、ユベントス戦と同様のスタメンで臨んだ。

アタランタが押し込む展開で立ち上がった中、21分にボックス左に侵入したムリエルがカットインシュートを浴びせた。

両チーム通じて最初の枠内シュートがアタランタに生まれた中、24分にフィオレンティーナが最初のチャンスで先制する。CKの流れからペナルティアーク中央のキエーザがボレーシュートを叩き込んだ。

先制されたアタランタは1分後、D・サパタが際どいシュートを浴びせて反撃に転じたが、ハーフタイムにかけてはフィオレンティーナの守備網を崩せずに時間が経過。1点ビハインドで前半を終えた。

迎えた後半、アタランタが前がかる展開となったものの、シュートチャンスが作れないことから57分にアレハンドロゴメスとイリチッチを投入。

しかし66分、フィオレンティーナが突き放す。決めたのは移籍後初ゴールとなるリベリ。ロングカウンターに転じ、右サイドを駆け上がったキエーザのアーリークロスにファーサイドのリベリが左足ボレーでゴール右に流し込んだ。

2点を追う展開となったアタランタは終盤の84分にイリチッチがボレーシュートで1点差に詰め寄るゴールを挙げ、追加タイムにはパシャリッチがゴールを決めたかに思われたが、味方のハンドを取られてVARにより取り消しに。

このまま1-2で敗戦かと思われたが、ラストプレーで追いついた。CKの流れからルーズボールをペナルティアーク右のカスターニュがボレーで合わせたシュートがゴール左を捉えた。直後にタイムアップを迎え、アタランタが執念のドローに持ち込んでいる。一方、あと一歩で逃げ切れなかったフィオレンティーナは未勝利が続いている。

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