北朝鮮朝鮮労働党機関紙・労働新聞は22日、日本の防衛省北朝鮮弾道ミサイルに備えるため、地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の導入を進めていることを非難する署名入りの論評を掲載した。朝鮮中央通信が報じた。

論評は、イージス・アショアの配備について、「われわれと周辺諸国に対する先制攻撃能力を備えて軍事大国の地位を占め、アジア太平洋地域に対する再侵略野望をなんとしても実現しようとする好戦的な野心から出発したものである」と非難した。

さらに、「われわれの『脅威』にかこつけて再侵略の道に踏み出そうとする日本反動層の策動は、限界点を越えている」とし、「再侵略から得られるものは、破滅だけである」と強調した。

北朝鮮が2017年3月6日に発射した、スカッドERと見られる弾道ミサイル(朝鮮中央通信)