10試合未勝利などトンネルから抜け出せず 新指揮官の初陣は28日の広島戦予定

 J1名古屋グランパスは23日、風間八宏監督の契約解除を発表した。後任としてFC東京サガン鳥栖を率いたイタリア人のマッシモ・フィッカデンティ監督の就任が発表されている。

 風間監督はクラブが初めてJ2に降格して迎えた2017年に就任。リーグ3位となって駒を進めたJ1昇格プレーオフを勝ち抜き、1年でのJ1復帰を達成した。J1昇格初年度となった昨季は浮き沈みの激しいシーズンとなったが、得失点差で残留圏の15位に滑り込み、J2降格を回避していた。

 就任3年目となる今季は開幕3連勝を飾るなど、序盤は好調を維持。しかし、第12節川崎フロンターレ戦(1-1)から第21節浦和レッズ戦(2-2)まで10試合未勝利となるなど、不安定な戦いが続いた。第22節川崎戦(3-0)では11試合ぶりの勝利を手にしたものの、第24節からは3連敗を喫するなど、不調のトンネルから抜け出せていない。

 名古屋は現在、勝ち点31の11位。J2自動降格圏の17位松本山雅FCとは勝ち点7差となっているが、J1参入プレーオフ出場となる16位サガン鳥栖とは勝ち点4差と、予断を許さない状況となっている。

 後任として発表されたフィッカデンティ監督はイタリアセリエA日本代表DF長友佑都ガラタサライ)が在籍した時期のチェゼーナなどを指揮した実績を持ち、J1ではFC東京2014~15年)と鳥栖(16~18年)を率いてきた。今回の就任にあたっては、クラブを通じて「このたび名古屋グランパスの監督としてチームを指揮する機会をいただいたことは大変光栄なことです。関係者の皆さまに感謝を申し上げます」としたうえで、次のようにコメントしている。

「攻守一体の攻撃サッカーで、したたかに勝利を追い求め試合の中で起こりうるあらゆる状況に対応できる、そして最後まで戦い抜くスピリットを持ち合わせたチームを作ります。グランパスサポーターの皆様と多くの勝利を共に喜びあえることを願っています」

 初陣は28日のJ1第27節サンフレッチェ広島戦となる見込み。今回の監督交代で名古屋にどのような変化が生まれるのか、注目だ。(Football ZONE web編集部)

名古屋グランパスが風間八宏監督の契約解除を発表【写真:Getty Images】