リバプールは22日に敵地で行われたプレミアリーグ第6節のチェルシー戦を2-1で勝利した。この勝利によってリバプールはプレミア史上初の快挙を達成することになった。『@opta joe』が伝えている。

直近のチャンピオンズリーグ(CL)でナポリ相手に今季の公式戦初黒星を喫したリバプールは、その敗戦からのリバウンドメンタリティが求められる今回の一戦でチェルシーと対戦した。

試合は得意のセットプレーからDFトレントアレキサンダー=アーノルト、FWロベルトフィルミノのゴールによってリバプールが2点リードで前半を終える。だが、後半はホームチームの猛反撃に晒されて防戦一方の展開に。それでも、粘り強い守備によって相手の反撃をMFエンゴロ・カンテの1点に留め、試合巧者の戦いぶりで2-1の勝利を収めた。

この貴重な勝利によってリバプールは開幕6連勝を達成すると共に、昨シーズンから続くプレミアリーグでの連勝記録を15試合に伸ばし、クラブ記録を更新中だ。

また、『@opta joe』が伝えるところによれば、プレミアリーグ(イングランドのトップカテゴリー)の歴史において2年連続で開幕6連勝以上を達成したクラブはなく、リバプールが初の達成クラブとなったという。

さらに、直近のプレミアリーグ45試合で37勝1敗7分けと驚異的な戦績を誇るリバプールは、今回の勝利によってクラブ記録タイのリーグ戦23戦無敗(19勝4分け)を達成している。

個人記録に関しては同試合でプレミアリーグ通算150試合目の指揮を執ったユルゲン・クロップ監督が、92勝目(20敗38分け)を達成。プレミアリーグ通算150試合目でのこの勝利数は150試合105勝のジョゼ・・モウリーニョ監督に次ぐ歴代2位の記録であり、マンチェスター・ユナイテッドの伝説的な指揮官のサー・アレックス・ファーガソン氏の90勝を超える見事な記録だ。

なお、昨季は今回の対戦相手であるチェルシーと1-1で引き分けて開幕7連勝を逃したリバプールだが、今季は昇格組シェフィールド・ユナイテッドを相手に開幕7連勝にチャレンジする。

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