TOKIO

23日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で、TOKIOが挑戦が豚の畜産を断念し、新たにバナメイエビの養殖に乗り出したことが話題だ。

■畜産に挑戦するため農場へ

「俺達のDASHカレー」に入れる豚肉を1から作ろうと考えたTOKIOの4人。実現するには畜産するしかないと、昨年のクリスマスイブ埼玉県の白石農場を訪れる。

白石さんが豚に愛情を持って接する姿に4人は心を打たれた様子。国分は豚を見て「かわいいな、かわいいと思っちゃうな」とポツリ。それを聞いた白石さんは、「それはね、何年経ってもかわいいと思いますよ」と返す。

そして「お別れのときどう思うか」と国分が質問すると、

「飼い始めたときはもう涙が出ちゃって。食も進まなくなったりした。それでも発つときはありがとうっていう気持ち」

と返す。松岡は「命を頂くっていう」と話し、長瀬も「そこを考えることが大事なんですね」と共感。最も大事な心構えを学んだ4人は、いよいよ畜産に乗り出す。

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■豚コレラの拡大で断念

ところが2019年に入り、日本で豚コレラ菌の被害が拡大していることが判明する。その感染原因は海外からの流入や、イノシシからの伝染。

DASH島など日本全国を飛び回り、海外に行くこともあるTOKIODASHスタッフが、白石牧場に出入りすることはできないと判断し、畜産計画は断念することになった。

■バナメイエビの養殖に

暗礁に乗り上げた計画を再び動かしたのは松岡。都内で評判のシーフードカレーが、バナメイエビという海外原産のエビを使っていたとのことで、その養殖を思いつく。

簡単ではない計画だったが、海のない山梨県富士吉田市でバナメイエビを養殖しているとの情報を聞きつけ、松岡が見学に訪れる。所有者の横山さんは富士山の湧き水を使い海水を作り出すなどした独自の養殖システムを構築したのだという。

プライベートで築地を訪れるほど魚好きで知識も豊富な松岡だが、この様子には「ちょっと感動している」と興奮を隠せない。

■意気投合し水槽を貸してもらえることに

テンションの高い松岡と少々口調が似た横山さんは意気投合。なんと、横山さんが「余った水槽を貸す」と申し出る。さらに稚魚も1000匹貰い受け、理想のカレー完成のためバナメイエビを養殖することに。

そして松岡はさらに横山さんが育てたバナメイエビを特別に作ってもらった刺し身で食べる。食通の彼だが、「バインバインですね。おいしい」と絶賛。「美味いカレーが作れますか?」と聞かれると、

「カレーよりも…。これカレーにしないほうがいいかな、こんなに味がいいなら…。これだけ美味しいエビを使えたら、もっとカレーが美味しくなるってことだもんね」

と話す。様々なエビを食したことがあるであろう松岡でも、その味は素晴らしいものがあり、カレーにしたくないとまで思った様子。夢が膨らんだところで、コーナーは終了となった。

■養殖挑戦に驚きの声

エビの養殖に乗り出したTOKIOに、視聴者からは驚きの声が。

農業・漁業・工業に続き、魚の養殖に挑戦することになったTOKIO。そのバイタリティには驚かされるばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

TOKIO、バナメイエビの養殖に着手 「どんなアイドルだよ」と驚きの声殺到