先日出演したドキュメンタリー番組の中で自身の貧しい幼少時代を語り、当時マクドナルドのハンバーガーを恵んでくれていた女性店員らに「恩返しがしたい」と明かしていたクリスティアーノ・ロナウド(34)。番組放送から3日経った現地時間20日、ついにその女性店員のうちの1人が見つかったと英紙『The Sun』などが報じたのだが…。
ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドは現地時間17日、英テレビ局『ITV』制作のドキュメンタリー番組『Cristiano Ronaldo Meets Piers Morgan』に出演した。その際、大変貧しかった自身の幼少期について語ったロナウドは、11~12歳頃に空腹になると近所のマクドナルドへ行き、裏口のドアに回って「ハンバーガーは残ってないか?」と店から売れ残りを恵んでもらっていたというエピソードを披露した。
「エドナって子と、他に2人の女の子がいてね。とても優しい店員だったんだ。あの時以来会っていないけど、ポルトガルでいろんな人に彼女の消息を尋ねているんだ。」
「あのマクドナルドはもう閉店したし。でもこのインタビューがきっかけになって、彼女を見つけ出すことができたらすごく嬉しいね。トリノかリスボンの自宅に招待してディナーをご馳走したい。」
「あの頃の自分にとって、エドナの親切は本当にありがたかった。だから彼女に恩返しがしたいんだ。あの頃を忘れたことは今まで一度もないよ。」
と述べたことで、幼いロナウドの空腹を満たしてくれた“マクドナルドの女性店員探し”が始まった。そして放送から3日後の現地時間20日には、早くも3人の店員のうちの1人が見つかったことが英紙『The Sun』などで伝えられた。
同紙はポーラ・レカさん(Paula Leca)という女性が当時マクドナルドで働いていた店員のうちの1人だと報じ、ポルトガルのラジオ局『Renascenca』の取材に応じたポーラさんが、
「子供達はよく店の前に来ていましたね。売れ残りがあると、私達はマネージャーから許可をもらって彼らにハンバーガーを渡していました。」
「その子供達のうちの1人がクリスティアーノ・ロナウドだったんです。一番おとなしい子だったと記憶しています。」
「ほぼ毎晩のように来ていました。」
と語ったことを伝えた。さらにポーラさんは、ロナウドが番組で述べていたディナーの誘いについても、
「招待して下さるなら、もちろん喜んでうかがいたいですね。」
「まずは招待してくれたお礼を伝えて、あとは食事に舌鼓を打ちながら彼と思い出話に花を咲かせたいです。」
と答えていたという。
しかしその後、ドキュメンタリー番組で司会を務めたピアーズ・モーガンがTwitterで、
「この女性は、ロナウドが話していた女性店員ではない。捜索はさらに続く…」
とポーラ・レカさんに関する記事は誤報であると指摘したのだ。
これを受けてロナウドのファンからは、
「これからまだまだ“ニセ店員”がたくさん名乗りを上げてきそうな予感だね。」
「ロナウドは無事エドナさん達と再会できるのかな?」
といった声が多数あがっているようだ。
はたしてロナウドは幼少時代の“恩人達”に恩返しをすることができるのか―引き続き注目していきたい。
画像は『Cristiano Ronaldo 2019年7月29日付Instagram「Muy contento y honrado por ganar este premio @marca Leyenda.」』『The Sun 2019年9月21日付「RONALD MCDONALD McDonald’s worker who gave ‘timid’ Cristiano Ronaldo free burgers as a poor 12-year-old come forward following appeal」(Credit: FACEBOOK)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)
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