江戸時代以前は日本の中心地として栄えていた関西地方。現在でも歴史を感じさせる建造物が多く、憧れる人も多い。
また、義理人情に厚いことも人気で「住んでみたい」と感じている人もいるとか。そんな関西地方のなかでも最も「住んでみたい」と感じさせる地域はどこなのだろうか。
しらべぇ編集部では全国の10~60代の男女1,781名に調査を実施。結果をランキング形式で紹介する。
■第5位:滋賀県(6.4%)
5位は日本一の琵琶湖を持ち、関西地方の水源といわれる滋賀。国宝の彦根城や、織田信長ゆかりの安土城、石田三成の佐和山城など、戦国時代は重要拠点で「近江を制するものは天下を制す」とまでいわれた。
現在もその名残を感じさせる場所が数多く存在しており、歴史好きにはたまらない場所。また、長閑な雰囲気な場所も多く、ゆっくりと暮らしたい人に向いているとの意見が多い。
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■第4位:奈良県/和歌山県(8.3%)
4位は同率で奈良と和歌山。奈良は大阪に近く、県外勤務が容易といわれる。自然に囲まれ、大和野菜や大和牛など豊富な食材も多いうえ、穏やかな雰囲気も流れていることから「住みたい」と思うのかも。
和歌山県も森林と海を持ち、緩やかに暮らすには適した土地だ。ちなみに同県に「最も住みたい」と答えた人を年代別に見ると、60代が最も多い結果となっている。「老後は和歌山でゆっくり」と考えているのだろうか。
■第3位:兵庫県(23.3%)
兵庫県が3位に。こちらも海と山を持ち、神戸市は百万ドルとも称される夜景と神戸牛など美味しい料理は、国内外から評価が高い。
ちなみに兵庫県に最も住んでみたいと答えた人を性年代別に見ると、50代女性の割合が高く34.4%となった。
■第2位:大阪府(26.0%)
関西地方最大の都市、大阪府が2位に。大都会であるにもかかわらず義理人情があり、助け合いの精神にあふれていることから地元住民からは「住みやすい」との声もあるが、本調査では2位にとどまった。
大阪府に最も住んでみたい人を性年代別に見ると、20代男性が35.3%と高い割合に。若い男性を引きつける何かが、大阪にはあるようだ。
■第1位:京都府(27.8%)
1位は京都府。「京の都」として栄え、現在も特別な光を放っている。日本人なら一度は「都」と呼ばれた京都に住んでみたいと感じるのかも。
京都府が1位となった関西地方で最も住んでみたいと思う地域ランキング。「京の都」はいつの時代も、人を惹きつける魅力を持っているようだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1,781名 (有効回答数)
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