FIFA男子最優秀監督賞を受賞したリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、喜びのコメントを残した。クラブ公式サイトが伝えている。

国際サッカー連盟(FIFA)は23日、ミラノで『ザ・ベストFIFAアワード2019』を開催。各賞は、全世界200以上のメディア、FIFA加盟国の代表監督とキャプテン、ファンの投票によって、選出されるフットボール界で最も栄誉ある賞の1つであり、FIFA男子最優秀監督賞の部門でクロップが受賞した。

初の受賞となったクロップは、授賞式でスピーチ。昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝を戦ったトッテナムマウリシオ・ポチェッティーノ監督に対するジョークも交えながら、感謝の気持ちを述べた。

「(トロフィーが)これはかなり重いね! 私に言えることは何か? 多くの人々に感謝しなければならないということだ」

「20年前、10年前、そして4、5年前でさえ、私がここに立っていることを誰も予想できなかっただろう」

マウリシオ(・ポチェッティーノ)、我々はあの試合(チャンピオンズリーグ決勝)で勝ったから、君ではなく私がここにいる。それがフットボールだ。しかし、我々全員は、君が信じられないような仕事をしたことを知っている。ペップがしたことも、多くの監督がしたことを…」

「私にとって素晴らしいクラブであるリバプールには感謝を伝えなくてはならない」

オーナー、特にマイクゴードンは私に素晴らしいチームを与えてくれた。そして、監督としてチームに感謝しなくてはならない。信じられないほどの素晴らしい選手たちの監督でいられることをとても誇りに思う」

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