医療業界の経営課題を解決するFenice and Reversal Consulting株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:岩渕 寿太、以下 FRC)は、第一弾として、中小調剤薬局様向けのコスト改善、経営効率改善に役立つ新会員サービス【WARAJI】を2019年7月より提供開始し、会員数が103店舗(北海道東北:5店舗、関東:82店舗、中部北陸:3店舗、関西:1店舗、中四国:8店舗、九州沖縄:7店舗。※コンテンツ開発協力法人含む。)に達しましたので、お知らせいたします。
■サービス提供開始の背景
慢性的な薬剤師不足、かかりつけ薬局、在宅医療、地域医療介護連携、大手調剤チェーンによる出店(M&Aを含む)、エリア戦略(ドミナント戦略)、後継者不足、業界・企業歴史などの多くの課題が複雑に交差している中、社会保障費の高騰を背景として調剤報酬改定・薬価改定等の影響も重なり、業界再編が加速している調剤薬局業界。中小調剤薬局企業様から企業単独での収益性向上、経営効率の向上を図ることが、非常に困難であるという声が、中小調剤薬局様から多く聞こえて参ります。

経営者や従業員の皆様は、今後の業界動向に備えた情報収集や、経営改善が必須であると認識しているものの、「日々の業務優先(=患者ファースト)」という現実もあり、必要な情報・ノウハウ・他社の成功事例等をまとめて提供して欲しいというお声をいただくことが多数の企業様よりございました。

そのため、我々FRCが各社の経営企画部のような役割を果たし、調剤薬局経営に必要な情報等を収集し、各社が自由に選択して使えるコンテンツを提供し続けることで、具体的な経営改善に役立つのではないかと考えました。

また、代表の私自身が病を含め医療に恩恵を受けたことから、日本の素晴らしい保険制度(国民皆保険制度)、地域に合わせた必要な医療を存続させるサポートをしたいと思い、サービス提供に至りました。


■WARAJIの特徴
1.社会性
→次世代の地域医療貢献薬局(=グレートファーマシー)の創出
り地域に貢献する薬局が増える=患者・地域住民への貢献
優秀な薬剤師の存在が確かな役割を果たすとき、医療費削減が可能に

2.収益性
→適正利益の確保
業績UP=厳選医薬品購入+在宅医療+M&A+ビジネスモデル(新業態)
経費削減=固定費のコスト削減+人員の適正配置

3.教育性
→会員企業間や薬剤師の情報交換・交流環境サポート
情報産物:やりがいのある仕事づくり+働き甲斐のある薬局づくり


■WARAJIサービス概要
薬剤師生涯学習、コスト削減からM&Aまで、調剤薬局が抱える課題をワンストップで相談・解決できる会員サービスとなります。

現時点では4つのカテゴリーをご用意しており、概要は以下の通りです。

1. 医薬品サービス
・新規医薬品卸様との取引サポート
・共同仕入れ
・不動在庫等の買取

2. ノウハウ共有サービス
・M&A
・在宅医療(施設、個人)
・地域連携
・コスト削減(光熱費、消耗品、パートナー制度など)
・ITサービス(ホームページ制作、WEBマーケティング、決済システム、在庫管理システムなど)
・アウトソーシング(経理、労務、総務、庶務、法務、情報システムなど)
・財務・税務(適正申告調査など)

3. ビジネスモデル提供サービス
・エリア限定人材(医療介護専門職)採用の仕組み
・零売薬局(薬局4.0)
・海外薬局出店(薬局5.0)

4. 人材サービス
・採用代行(計画、求人、面接、内定、採用)
・人材教育(認定薬剤師、専門薬剤師、パートナー制度など)
・人材サポート(フリーランス薬剤師
サービスは、WARAJI会員様が自由に無料で使えるコンテンツから、企業の個別課題を解決する有料の特別支援サービスまでございます。

詳しくは、セミナーへのご参加もしくは下記までお問合せ下さい。


■今後の展開
FRCが目指す未来は、報酬改定にも屈せず安定経営のできる調剤薬局企業様や、次世代の調剤薬局モデルにチャレンジできる優秀な薬剤師と共に、一緒に新たな調剤薬局の形を築くことです。

我々はグループとして医療法人や調剤薬局を運営しているため、ビジネスモデルやコンテンツの開発、多業種の優れたコンテンツを集約・実践した上で、会員様にお届けすることが可能です。サービスを活用していただき、強く独立した会員組織が数百社・数千店舗と集まった先には、医療費削減の課題に大きな力となって後押しできるチームになると考えております。

厚生労働省の発表によると、平成29年度調剤医療費は7.66兆円であり、内訳として技術料1.91兆円、薬剤料5.74兆円とあります。薬剤料の処方箋医薬品は約15,000品目存在しますが、その内の約7,300品目が非処方箋医薬品として販売が可能と言われております。FRC調べによると、7,300品目が薬剤料に占める割合は8.8%程度と想定され、金額に換算すると約5,000億円に上り、大きな削減が見込める領域です。また、年間約500億円もの残薬があると言われている中、一般社団法人日本生活習慣病予防協会の2015年5月の発表によれば、薬剤師が残薬対策への積極的介入により約29億円削減された実績も出ております。

このような医療用医薬品に関連する問題を解決するためには、行政だけでなく、個々の企業努力だけでもなく、民間企業・医療人が集合体となって、問題に取り組んでいかなければ、近い将来、国民皆保険制度も大きく変更せざるを得なくなるかもしれません。

調剤薬局経営者でもあり医師でもある狭間先生が、在宅療養支援や地域包括ケアシステムを支える薬局を「薬局3.0」と提唱している言葉をお借りすると、保険外診療で医療費削減に貢献できる零売薬局モデルが「薬局4.0」、日本式調剤薬局モデルの海外進出が「薬局5.0」というようにもなるのかもしれません。

最後に、我々は現状を踏まえた上で将来を予測し、それに合わせてWARAJI会員皆様が、時代を経ても繁栄できるよう、近江商人の三方良しの精神でサービス提供をし、共存共栄を目指して参ります。会員様のニーズに対しより良い解決策を提示し続ける企業であるよう尽力致しますので、業界課題を一緒に解決していける企業様の加盟をお待ちしております。


■セミナー案内
【事前予約制:各限定30社】
2019年10月24日(木)15時~17時 @東京
           千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル
2019年10月26日(土)15時~17時 @大阪
           大阪市東淀川区東中島1-18-5 新大阪丸ビル本館


■会社概要
商号   : Fenice and Reversal Consulting株式会社
代表者  : 代表取締役 岩渕 寿太
所在地  : 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町5-1
兜町第一平和ビル3階
設立   : 2019年2月
事業内容 : M&A仲介事業、コンサルティング事業
URL     : http://www.frc-ltd.com/
ビジョン   :医療業界に、イノベーションを。
ミッション  :私たちは、医療従事者が最大限の力を発揮できるよう、業務経営効率の良いサービスで企業と人をサポートします。
私たちは、いつでもどこでも安心して受けられる日本の医療を、さらに優れた強いものとなるよう、新しいトレンドを生み出します。そして我々が介在した意味を、医療業界再編の時代に、仲間とともに軌跡を刻もう。

配信元企業:Fenice and Reversal Consulting株式会社

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