俳優のオダギリジョーが主演を務めるスペシャルドラマ『時効警察・復活スペシャル』(テレビ朝日系9月29日21時)の完成披露試写会が開かれ、トークイベントでオダギリや共演の麻生久美子が、時効ワールドさながらの息の合ったゆるゆるトークを展開。新参戦の吉岡里帆アントニオ猪木の顔まねを披露する一幕もあった。

【写真】金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』場面写真

 本作とそれに続き10月11日スタートする連続ドラマ『時効警察始めました』(毎週金曜23時15分)は、時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリ)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生)と未解決事件の謎に挑む脱力系コメディーミステリー『時効警察』の最新作。

 12年ぶりにシリーズに復帰したオダギリと麻生は、実は10年以上連絡を取っていなかったそうで、オダギリが「本当に他人でしたよね」と話すと、「再会したときにはすっごい緊張しました」と麻生が明かすなど、“他人行儀な再会”を振り返りつつも、夫婦漫才さながらの息の合ったやりとりを連発。麻生が「(現場でもこんなふうに)ずっとしゃべっているので、ゲストの方にもご迷惑をかけていて、反省しているんですよ」と漏らすと、ニヤニヤしたオダギリから「ちゃんと皆さんの前で謝ったら?」と促され、「本当に調子に乗って、すいませんでした。自分を抑え切れずに、本当に申し訳ありませんでした!」と謝罪する場面も。

 オダギリは新シリーズに参戦する吉岡のエピソードも披露。「撮影が深夜まで続いていて、全員が疲れていたときに、監督から笑うシーンで『大笑いしてほしい』と言われたんです。でも、僕はウソをつけないタイプだから『笑えない。無理です』って言ったんですよ。そしたら、オカちゃん(吉岡)が本番でいきなり僕を笑わせようと、目の前で変顔をしてくれた」と明かした。麻生もそんな吉岡を、愛おしさのあまり抱きしめたという。

 客席から、その変顔をやって欲しいとのリクエストが挙がると、吉岡は臆することなく、実は「アントニオ猪木さんの顔マネだった」という変顔を会場で生披露してみせた。

 この日のイベントには磯村勇斗も出席した。

 日曜プライム ドラマスペシャル『時効警察・復活スペシャル』は、テレビ朝日系にて9月29日21時放送。

金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』完成披露試写会&トークイベントの様子 (C)テレビ朝日