毒舌で人気の有吉弘行が「エロかっこいい」と評される倖田來未になぞらえて、妹のmisonoに「エロみっともない」と言い放ちましたが、言い得て妙とはまさにこの事!と感動したのを覚えています。このような2つの独立した言葉を組み合わせた言い回しについて、教えて!gooでこんな質問を見つけました。

『ばか正直』と『ずる賢い』と

ki9876ffさんの質問は、「人から言われたらどちらの方がムカつきますか?」というもの。人を評するのにより悪意が込められているはどちらか、ということになるでしょうか。

■嘘を付けるか付けないか


「私の性格なのでしょうが、よく『ばか正直』だと言われます。『ムカつく』というよりも、『なぜ、それがばか正直なのか?』と思うことのほうが多いですが」(noname#152168さん)

そこまで本当のことを言わなくてもいいのに、バカだねぇ。といった感じでしょうか。その位隠しておいてもいいのにということは確かに日常的によくあります。

「ずる賢い、と言われたほうがむかつくでしょう。ことばに角があるし、批判している。ばか正直は、褒め言葉にもきこえるし、かわいい、印象がある」(appleappleさん)

嘘をつけないのが「ばか正直」、嘘を付けるのが「ずる賢い」と言い換えられるかもしれません。

in_go-ingさんが「ばか正直」の方にムカつく理由は、「『ばか』に『正直』を付けて婉曲しているだけ」、つまりバカ度を和らげた表現だと。「『ずる賢い』と言うのは、『賢い』に『ずる』を付けて、それを認めたくない」という、賢い人をうらやむ周囲の感情である。したがって「『ずる賢い』の方が良いですね。『世渡りが巧い』も同じです。『勲章』を貰ったようなものです。人生そうありたい」

■「ずる賢い」は私利私欲


「ばか正直は他人を困らせることはあっても、迷惑をかけることはありません。結果、自分がばかをみることが多いです。ずる賢いは、賢さを使い自分の利益のみにこだわります。結果、自分は全く手を汚さず、他人を犠牲にしても、”利”を得ようとします」(sshaamdaoewlさん)

思わず頷いてしまいました。この方の「ばか正直には邪な気持ちがありません」、「ずる賢いは、賢さを悪用している」との回答にはとても納得感があります。“邪”が含まれるか含まれないか、大きな意味の違いが込められているように思います。

最後にこちら。どっちもムカつかないというrosecoseさんによれば、「それって『カレー味のうんこ』か『うんこ味のカレー』ってぐらいの違いしかありませんし」

うんこ味であってもカレーは食べ物。カレー味であってもうんこは排泄物!と断言させていただきます(笑)

岩下鉄

「ばか正直」と「ずる賢い」、言われたくないなのはどっち?