Ubie株式会社東京都中央区)は9月24日、医療現場の業務効率化を図るAI問診プロダクト「AI問診 Ubie」の大規模病院6施設で導入・試験導入・共同研究を始めると発表した。

出典元:Ubie株式会社プレスリリース

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AI問診 Ubieは、医師がより患者と向き合えるよう現役の医師によって開発された“問診”に特化したサービス

外来問診時間を約3分の1に短縮した実績があり、患者の待ち時間短縮や医療従事者の作業の負担を減らすことが可能になるという。

エビデンスに基づき、約5万件の論文から抽出されたデータで構築し、医師からも使いやすいサービスとして定評を得ている。

医師の問診に関わる業務の効率化を図る

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2019年3月の厚生労働省の発表によると、2024年4月以降、高度技能を目指す医師や研修医の時間外労働上限は1860時間と特例的に設定されるという。これは一般労働者の過労死ラインの2倍に値しており、医師の過酷な労働環境が問題視されている。

同社は、医師の問診の業務効率化を図ることで、この課題解決の一端を担うことができるとして、同サービスを開発した。

問診は患者の容体を知るのに非常に重要だとされているが、時間と手間が医師の長時間労働に繋がる原因の1つともされており、電子カルテの書類作成をはじめとした事務作業を効率化することで、負担を軽減できるという。

導入した病院では問診時間が約3分の1に短縮

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さまざまな世代や地域の患者でも利用できるよう、ATMカラオケリモコンのようなタッチパネルを参考にしており、患者視点にも立って開発を行ったという。

現在、同サービスは大病院13施設を含むおよそ100件の医療機関に導入され、東京都江戸川区の目々澤醫院では、外来の問診時間が約3分の1に短縮した。

他の医療現場からも、生産性が高く働きやすい環境の構築に寄与できると好評を得ているという。

【導入・試験導入・共同研究病院一覧】
・⻲⽥総合病院糖尿病内分泌内科
慶應義塾大学病院
・社会医療法人財団 董仙会 恵寿総合病院
順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京大学医学部附属病院
・長野中央病院

医師の負担を軽減する「AI問診」サービスに広がり