AirPods愛用者の中には、いざイヤホンを利用しようとしたときに見つからず、あちこち探したという経験がある人もいるのではないだろうか。AirPodsはコンパクトさが売りのひとつだが、それゆえに紛失しやすい。

そこで、キーチェーンやバッグの取っ手などにAirPodsをつけられるようにするクリップが登場した。クリップレンズ「Olloclip」のクリエイターがつくった「Anchor」だ。

・新会社の第1号製品

iPhoneにクリップでレンズを設置できるOlloclipは、カメラ機能の向上とその手軽さから一躍注目を浴びてヒット商品となった。そのOlloclipをプロデュースしたPatrick O’Neill氏が新たにアップル製品アクセサリーの会社Juraを立ち上げた。

Anchorは、その新会社Juraの第1号のプロダクトとなる。Olloclipのときと同様クラウドファンディングサイトKickstarterを活用し、現在資金を調達中だ。

・カラビナ付き

Anchorはいたってシンプルな製品。AirPodsを携帯しやすくするためのクリップで、AirPodsケースのライトニングポートに差し込んで使う。

取り付けるとAnchor付属のカラビナを使ってキーチェーンや首から下げるストラップなどに取り付けることができるようになる。そうすることで常に存在を把握でき、使いたいときにすぐに手にすることができるわけだ。

ものを紛失しやすいという人には特にうってつけのこのAnchorはカラビナ部分が亜鉛合金製とチタン製の2種類が用意されている。現在、Kickstarterでは亜鉛合金製が19ドル(約2000円)〜、チタン製が29ドル(約3100円)〜となっている。

10月24日まで出資を受け付け、資金調達に成功すれば11月にも発送が始まる予定だ。

Anchor/Kickstarter