ひとりで頑張るというのは、よく求められるプレッシャーではあるといえるでしょう。それはひとつのいわゆる理想像として掲げられることがあったとしても、それは理想であるからして、かなえられることが困難であるという条件もあるわけで、誰もがそれをスムーズにできることはないのだということは頭ではわかっていたとしても、情報化社会がそれをあおってくるという現状もあるわけで、なかなかつらいものがあるのは確かですね。


抱え込まない

そうした中で、ひとりで何もかもを抱え込んでしまうということも、あるにはあるわけで、それが最悪の事態となってしまう危険性といったものもそこにはあるわけです。大嶋信頼による『「ひとりで頑張る自分」を休ませる本』(大和書房)は、カリスマ心理カウンセラーとして活躍する著者による実践的な本です。まず本書は、一人で悩んでいる、一人で物事を抱え込んでいる人へ向けられた本であるといえるでしょう。そこにおいては、まず何をすればいいのか、自分はどうすればいいのかといったことを無数の選択肢を前にして悩んでいるという人もいるでしょう。まさにそうした人に向けて本書は記されているのです。

リラックスをする

まず、ラクに生きるということを、どのように意識して実践してゆけばいいのかを、ヒントとして記されています。あとは自分で考えるという余地があるからこそ、よりポジティブに人生をとらえて、前向きに生きていくことも可能なものとなっているのでしょう。