レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督が、リバプールのユルゲン・クロップ監督からの後継者への指名に反応した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
クロップ監督は2015年10月にリバプールの監督に就任し、低迷していたクラブを徐々に再建。昨シーズンにはプレミアリーグで優勝こそ逃したものの、最終節までもつれ込む優勝争いを演じると、チャンピオンズリーグ(CL)ではクラブに14年ぶり6度目の優勝をもたらした。この功績が認められ、23日に行われた『ザ・ベストFIFAアワード2019』ではFIFA男子最優秀監督賞を受賞している。
その後のインタビューでクロップ監督は、自身の後継者について問われると、「明日、私が解雇された場合…」と話し、クラブのレジェンドであるジェラード監督の名前を挙げていた。
この発言にジェラード監督は、名将からの指名に喜びをあらわに。それでもリバプールファンとして、クロップ監督の長期政権と成功を願っていることを明かした。
「驚いたし、とても嬉しいよ」
「でもユルゲン・クロップは『明日、解雇されたら』と言ったんだ。クロップは明日、解雇されることはないし、されてほしくないよ。彼は素晴らしい仕事をしているからね」
「僕自身もリバプールファンだ。地球上のすべてのリバプールファンが僕の言葉に賛同してくれるはずだよ。僕らは彼に何年も指揮を執ってもらい、できる限り多くの成功をクラブにもたらしてほしいのさ」
「それでもああやって言ってもらえたことはとても嬉しいよ」
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