9月27日(金)に東京・日本橋の「COREDO 室町テラス」の2階にグランドオープンした日本初進出の台湾発のカルチャー体験型店舗「誠品生活 日本橋」から、台湾で大人気の香水店「P. Seven」に注目。今回の日本初出店に合わせて開発された「台湾茶香水」のテーマと香りについて、いち早くレポートします!


台湾の文化を丸ごと瓶に詰め込んだ「金せん茶香水」

「P.Seven 茶香水」は、フランスに留学経験のある調香師を中心としたチームが、Made in Taiwanにこだわった香水を製造・販売している香水ブランド。「愛する台湾の文化や土地を、香りで表現したい」との思いで、台湾のナチュラル素材を原料に製造しているそう。今回の日本初出店に合わせて新発売となるのが、台湾の文化を丸ごと香水に詰め込んだという「金せん茶香水」(9,800円・税抜)。


シングルノートではなく、時間を追うごとに香りが変化していくのが特徴で、「森」⇒「お茶」⇒「墨」の順番で台湾を表現しているのだとか。「森」では、雨が降った後の森林の小道のような、木々の甘くすがすがしいフレッシュな息吹が感じられ、さらに30分ほど経過するとクチナシともミルクに近いとも表現される台湾特有の「金せん茶」の香りが肌の上にほんのり留まるのだそう。

そしてさらに1〜2時間後には、落ち着いた優雅な「墨」の香りへと変化していくのだと言います。

「金せん茶」を専用の茶器で淹れた際に漂う香りをそのまま香水で表現

ちなみに上の写真が「金せん茶」。もともと専用の茶器で淹れて香道のように香りを嗅いで味わうお茶で、その香りを再現したのがこちらの「金せん茶香水」なのだと言います。今年、日本の元号が「平成」から「令和」へと変わったことを祝し、日本のメーカーとのコラボレーションも行っているそう。


実際に「金せん茶香水」を試しに嗅がせていただいたのですが、爽やかでフレッシュなふわりと香りが広がりました。


「香水を瓶で購入するのはなかなか勇気がいる!」という人に向けて、税抜き1,650円のお試しパックも用意されているので、まずはこちらから試してみてはいかがでしょうか? パッケージもキュートなので、流行に敏感な友だちにプレゼントしても喜ばれそうですよね。

台湾先住民の文化を紹介する「Hunter(ハンター)」シリーズも

続いては、台湾の先住民の文化を紹介する「Hunter(ハンター)」と呼ばれる香水シリーズです。先住民たちが大好物だという「小米酒(ライスワイン)」をイメージして作られているのだそう。


台湾のお店ではこちらの商品以外にも、様々な香水を取り扱っているそうですが、現時点で日本で購入できるのは「金せん茶香水」と「Hunter(ハンター)」のみとのこと。


ディスプレイもとても魅力的なので、ぜひチェックしてみてくださいね。



 

P.Seven 茶香水
住所東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO室町テラス 2F
営業時間:10:00~21:00
電話番号:03-6910-3969



[All Photos by Reico Watanabe]