皆さん、どのようにシャンプーを選んでいますか?
シャンプーは髪や頭皮に直接触れるものですし、毎日使うものなので、しっかり自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
シャンプーは、それぞれ効果が違うので、自分のお悩みに合ったものを使うといいですよ。
今回は、どんなシャンプーを選ぶとよいかお悩み別で紹介します!
ストレートヘアが持続できない
ストレートヘアが持続できな理由は、くせ毛にあります。
ストレートが持続できないという方は、自覚できていなくても体質的にくせ毛だと考えられます。
くせ毛は毛穴が横に曲がっているために、生えてくる髪にうねりやウェーブがかかります。
このように髪そのものではなく、毛穴に原因があるくせ毛は、完全に治すことはできないのです。
くせ毛でお悩みの方にオススメのシャンプー
くせ毛でお悩みの方には、ストレートヘアを持続させるシャンプーをおすすめします。
では、ストレートヘアを持続させるシャンプーとはどのようなものなのでしょうか。
くせ毛の方でも、シャンプー後など水に濡れている状態ではストレートなのに、髪が乾くとくせが出るという方が多くいらっしゃいます。
なぜこのような現象が起きるかというと、くせと髪の水分量には深い関係があり、髪に十分な水分が含まれている状態では、髪にクセが出にくいのです。
つまり髪の水分量をコントロールできると、くせ毛を緩和することができるということです。
ストレートヘアを持続させるシャンプーは、髪の水分量を持続させることでストレートヘアをキープさせます。
髪の水分維持に重要なこと
ストレートヘアを持続させるシャンプーは、髪の水分を維持する効果が期待できるため、持続力が増します。
しかし髪の水分を流出させないためには、シャンプー選びだけではなく、髪を保護しているキューティクルを傷めないためのダメージケアも大切になります。
くせ毛の方は、縮毛矯正やストレートパーマなどの施術や、スタイリング時に使用するヘアアイロンなどでキューティクルを傷つけやすいです。
そのためパーマやアイロンなどによる負担からのダメージケアが大切になります。
くせ毛でお悩みの方は、トリートメントや栄養補給など、髪をいたわることも忘れないようにしましょう!
抜け毛が多い/薄毛が気になる
薄毛にお悩みの方は、まず頭皮の環境を整えることが大切です。
薄毛にお悩みの人は、育毛剤を使っている場合が多くありますが、頭皮環境が正常な状態でないと、せっかくの育毛成分も、毛根に栄養を与えることが難しくなります。
ですので、頭皮環境を整えてくれるシャンプーを選ぶ必要があります。
薄毛でお悩みの方にオススメのシャンプー
薄毛や抜け毛でお悩みの方には、弱酸性シャンプーをおすすめします。
弱酸性が良いと言われる理由は、人間の肌も弱酸性だからです。
弱酸性のシャンプーで髪を洗うことにより、刺激が少なく、薄毛へのリスクを減らすことが出来ます。
アルカリ性のシャンプーの場合、洗浄力も高く洗いあがりはスッキリとするのですが、頭皮への刺激は弱酸性の物より強いため、頭皮の弱い方はなるべく避けたほうがよいでしょう。
では、弱酸性のシャンプーは確かに人間の肌と同じ酸度ですので、頭皮への刺激は少ないと考えられますが、本当にいいことだけなのでしょうか。
弱酸性シャンプーを使う際の注意点
弱酸性のように洗浄力の低いものでシャンプーを作るには、その弱い洗浄成分を補うために、界面活性剤が用いられています。
この界面活性剤で泡立ちを良くし、頭を洗うわけですが、この界面活性剤を完全に洗い流すのは難しく、洗い残す可能性があります。
この界面活性剤の洗い残しは、頭皮のバランスを崩し、薄毛の原因になってしまうので注意が必要です。
また、弱酸性が肌に優しいのは事実なのですが、免疫の弱くなった高齢者などには、反って逆効果になることもあるのです。
福祉施設などでは、弱酸性のシャンプー、石鹸は使われないことがあります。
これは、そもそも頭皮には、肌を弱酸性に保とうとする働きがあるのですが、その働きを、免疫が弱っている方の場合、弱酸性商品を使うことにより弱めてしまう可能性があるからです。
弱酸性シャンプーは確かに薄毛にも効果的で、肌にも優しいのですが、全くデメリットが無いと言うわけではないことを知っておきましょう。
髪色が抜けやすい
日本人の髪質は、色が染まりにくく褪色しやすいのが特徴です。
ですので、カラーを長持ちさせるには、色落ちを防止する洗髪ケアが大変重要です。
シャンプーするたびにカラーは抜けてしましますが、だからといってシャンプーしないわけにもいかないですよね。
そんなとき、どんなシャンプーを選ぶかが重要になってくるのです。
髪色が抜けやすい方にオススメのシャンプー
髪色が抜けやすい方には、色落ち防止シャンプーをおすすめします。
「色落ち防止シャンプー」は、開いたキューティクルを正常に戻し、毛髪内部の成分や染料の流出、また変色を抑え染め上がりを長持ちさせてくれます。
特徴としては、カラーリングの色素を残し汚れだけを洗い流すという、ヘアカラーケア独特のシャンプーの(適度な)洗浄力にあります。
品質の高い「色落ち防止シャンプー」は、太くてメラニンの多い日本人の髪質でも、色素を沈着し褪色させないよう上手く調整されていて、優しい洗い上がりが期待できます。
「色落ち防止シャンプー」の効果的な使い方について
「色落ち防止シャンプー」の効果的な使い方には、カラーリングの後の2週間を「色落ち防止シャンプー」で、後はダメージの補修ケアシャンプーと平行して使う(1日おきかトリートメントをダメージ補修のものに変更する)といった方法があります。
カラーの定着を促し、髪のダメージを回復するのに効果があります。
「色落ち防止シャンプー」を使う際の注意点
「色落ち防止シャンプー」は、市販の物とサロン仕様の物とでは、シャンプーの洗浄力に差があります。
色の抜け具合やダメージに応じた使用を考えましょう。
(中には泡立ちの悪いものがあり、ダメージが広がる場合もあります)
また、「色落ち防止シャンプー」は、熱による髪の乾燥やダメージなどに対しては効果が弱く、髪の保湿についてはキューティクルのケアに特化した他のシャンプーよりも効果が得にくいです。
髪のダメージを修復しカラーを長持ちさせる、そんな「色落ち防止シャンプー」を使用して、しなやかで艶のある美しい髪を保ちましょう!
このように、髪の状態やお悩みによって選ぶべきシャンプーは異なってきます。
みなさんも自分のお悩みに合ったシャンプーを使ってみてください!
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