セグンダ・ディビシオンスペイン2部)第8節が30日に行われ、MF香川真司が所属するレアル・サラゴサはアウェイでオビエドと対戦した。香川はトップ下で先発出場を果たした。

 開始2分、試合を動かしたのはオビエドの方であった。アルフレド・オルトゥニョが先制点をマークしてアウェイチームにプレッシャーを与えた。

 しかし、サラゴサも反撃に動く。37分にPKを獲得するとルイス・スアレスがボールをネットに沈めて同点弾を決める。前半のスコアは1-1で試合を折り返す。

 55分、再び試合の主導権を握るのはPKを獲得したオビエドであった。先制弾を決めたオルトゥニョが再びゴールネットを揺らし再度チームにリードをもたらした。

 66分、サラゴサも反撃を繰り返しチャンスを作り出す。先ほど同点弾をマークしたスアレスが再びゴールを挙げてスコアは2-2となり、試合は振り出しに戻る。

 83分に途中交代を強いられた香川はフル出場を果たすことなかったが、チームの活躍に貢献。そのまま試合は終了しサラゴサは開幕から続く無敗記録を守り抜いた。

 次節、サラゴサはホームでマラガと、オビエドはアウェイでテネリフェと対戦する。

【スコア】
オビエド 2-2 レアル・サラゴサ

【得点者】
1-0 2分 アルフレド・オルトゥニョ(オビエド)
1-1 37分 ルイス・スアレスレアル・サラゴサ)
2-1 55分 アルフレド・オルトゥニョ(PK)(オビエド)
2-2 66分 ルイス・スアレスレアル・サラゴサ)

先発出場を果たした香川真司(写真は第3節エルチェ戦)[写真]=Getty Images