2018年6月18日7時58分頃に発生した大阪府北部地震で激しい揺れに見舞われた追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:川原俊明)の被害から、今後の災害の備えについて考えてもらおうという展示会「災害から身を守れ」を学生が企画し、大学内で開催しています。

この展示会は学芸員の資格取得を目指し「博物館実習」の科目を履修している学生7人が企画しました。
会場の茨木安威キャンパスにある将軍山会館2階の展示スペースには、地震発生時刻を示したまま壊れた掛け時計や倒れた本棚で破損した厚さ1センチの壁面ガラスなど7点を展示しています。

学生達は展示物ごとに当時の状況を解説したキャプションを作成した他、被害を受けた学生に聞き取り調査をした結果をまとめたパネルも作成し、揺れに備えて日ごろから家具を固定しておくことや、災害時に役に立つ防災グッズの準備を呼びかけています。

地震当日、追手門学院大学は震度6弱の激しい揺れに見舞われました。校舎が倒壊するといった被害はありませんでしたが、書架を設置している教員個人の研究室や図書館で被害が目立ちました。

展示を企画した女子学生の一人は「この展示をみて多くの人が地震について今一度考え、そして命を守るための行動へのきっかけとなって貰えたら嬉しいです」と話しています。
この展示会「災害から身を守れ」は2020年1月17日(金)まで開催し、入場無料でどなたでも見学いただけます。
  • 【ポイント】
○2018年6月18日大阪府北部地震を振り返る企画展
○企画・展示をしたのは、学芸員の資格取得を目指し「博物館実習」を履修する学生7人
○地震で壊れた掛け時計やガラスなど7点を展示
  • 【開催概要】
現在開催中~2020年1月17日(金)まで (土日祝は休館)
会  場:追手門学院大学茨木安威キャンパス(大阪府茨木市西安威2-1-5)
開館時間:平日9時~17時(入館は16時30分まで)

配信元企業:学校法人追手門学院

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