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最高出力 75psアップ

photo: Kazuhide Ueno(上野和秀)

BMW日本法人は、ミニの高性能モデルである改良新型ミニ・ジョン・クーパー・ワークスの「クラブマン」「クロスオーバー」を発売した。

強化クランクシャフト、専用ピストンターボなどを新しくした直4ツインパワー・ガソリン・エンジンを搭載。先代モデルより最高出力が75ps、最大トルクが10.2kg-m向上している。ここではクラブマンの実車写真を紹介したい。

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ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン

最高出力:306ps/5000rpm
最大トルク:45.9kg-m/1750-4500rpm
最高速度:250km/h
0-100km/h加速:4.9秒(クラブマン欧州仕様)、5.1秒(クロスオーバー欧州仕様)。

45.9kg-mのトルク

発表会に登壇したアイリーン・ニッケイン・マーケティング・マネージャーは、「ジョン・クーパー・ワークスは、モータースポーツのヘリテージを体現する重要なサブブランドです。それも、306psということで、最もパワフルなミニとなっています」と改良新型を紹介。

「わたし達をチャレンジャーにしてくれるクルマ。チャレンジャーとは、常に挑戦し、模索するヒトです。ジョン・クーパー・ワークスこそが、ブランドの頂点と考えています。JCWクラブマンは、ジョン・クーパー・ワークスのなかで2番目に売れているモデルで、日本でも人気ですし、チャレンジャー向けのクルマです」

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ユニオンジャックを模したテールライト

「是非、試乗をしてください。いかなる言葉をもってしてもジョン・クーパー・ワークスを正しく正確に伝えることは難しいです。乗ってみて初めて、サウンド、450Nm(45.9kg-m)のトルクを感じることができます。本当に中毒的にお好きになると思います」とコメントした。

ミッション/ブレーキも強化

改良新型クラブマンは、直径を25mm大型化した360mmのフロント・ブレーキ・ディスクを採用するほか、排気音はJCW専用に調整。従来モデルより直径を10mm太くした95mmのツインエグゾースト・パイプを装備する。

パワーアップに伴い、トランスミッションは新しい8速スポーツ・オートマティックに。フロント・アクセルには機械式ディファレンシャル・ロックを採用し、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)との組合せによって、雨天時などのコーナリングも、駆動力を安定して路面に伝達できるという。

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ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン

また、ローンチ・コントロールを採用することで、サーキット走行でのスタート時に、車両の性能を極限まで引き出す発進加速を可能とした。

内装/スペック

内装は、人間工学に基づいて開発されたJCWスポーツ・シートを標準装備。ヘッドレスト下部に「John Cooper Works」ロゴのバッヂが付いており、シートの縁取り部分が赤からグレーに刷新されている。

外観では、ミニを象徴する丸みを帯びたミラー・キャップが、空気抵抗を考慮した新デザインに姿を変えた。

ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン

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ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン

価格:568万円
全長×全幅×全高:4275×1800×1470mm
ホイールベース:2670mm
車両重量:1600kg
エンジン:1998cc直4ガソリン・エンジン
最高出力:306ps/5000rpm
最大トルク:45.9kg-m/1750-4500rpm
燃料消費率(WLTC):12.1km/L

ジョン・クーパー・ワークス・クロスオーバー

価格:605万円
全長×全幅×全高:4315×1820×1595mm
ホイールベース:2670mm
車両重量:1670kg
エンジン:1998cc直4ガソリン・エンジン
最高出力:306ps/5000rpm
最大トルク:45.9kg-m/1750-4500rpm
燃料消費率(WLTC):11.3km/L


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