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5日、日本列島は地域による寒暑の差が大きくなっています。午前11時の時点で、関東地方では気温がすでに30度を超えているところがある一方、北海道の宗谷地方では10度を下回っているところも。午後は、この差がさらに拡大する見通しです。

関東は記録的な暑さ 北海道は厚手の上着が欲しい気温

3日に温帯低気圧に変わった台風18号。この台風が持ち込んだ温かい空気の影響で、きょうは関東から九州の太平洋側の地域や南西諸島で汗ばむような暑さになっています。千葉県茂原市では午前11時の気温が30.0度など、特に関東地方では季節外れの暑さです。
一方、北からは寒気が流れ込んでいます。北海道宗谷地方では午前11時の気温が、浜頓別で9.4度など、10度以下のところがあります。同じ時刻の関東地方と比較すると、その気温差は20度以上です。

午後は気温差がさらに拡大する見通し

関東や東海、四国、九州では、真夏日予想の地点があるなど、午後も暑さが続きそうです。特に関東地方では、東京やさいたまの最高気温が32度まで上がる予想で、10月としては記録的な暑さになるところもあるでしょう。湿度は低いため比較的カラリとした暑さではありますが、熱中症への注意が必要です。一方、寒気が流れ込んでいる北海道は、午後になるとむしろ気温が下がる見通しで、10度を割り込むところはさらに多くなりそうです。今夜は標高の高い峠道では、雪がまう可能性もあります。

関東は真夏日 北海道10度以下 列島は寒暑同居