松本人志

6日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、番組ご意見番の松本人志が消費増税に言及。その内容が、ネット上に共感を呼んでいる。

■「まんまと向こうの術中に…」

1日、ついに始動することとなった10%への消費増税及び軽減税率制度。同じ店舗内でも持ち帰りか否かで税率が異なることや、キャッシュレス決済利用時のポイント還元など、制度の繁雑さが世の人を悩ませている。

そんななか松本は「まんまと向こう(政府サイド)の術中にはまったんじゃないかな」と切り出し、その理由について、

「『ややこしい!』っていう方向にみんなの気持ちを持っていって、税を上げることへの気持ちをずらしたって感じはする」

と、私見を述べた。

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■東野幸治も同意

番組MCの東野幸治も、この松本の意見に同意。「上手に論点をずらされている」としたうえで、

「こんだけポイント還元するんやったら、その分を戻して、(例えば一律)9%とかでええやん」

と、制度への不満を覗かせた。

■「間違いない」と共感の声

この松本の私見に、ツイッターのタイムライン上には「間違いない」「松っちゃんの言う通り」と共感の声が多く並んだ。

■消費増税をどう思う?

しらべぇ編集部では以前、全国20~60代の男女1,664名に「消費増税と軽減税率制度導入」について調査を実施。およそ6割の人が「不安を感じる」と回答する結果となっていた。

会計システムのエラーや、ポイント還元の際の誤りなど、依然として混乱が続いている消費増税。こうした背景もあってか、繁雑さに目が行ってしまうという松本の指摘に同調する声は多いようだ。

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(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国10代~60代の男女1,664名 (有効回答数)

松本人志、増税後の混乱に一言 視聴者は「間違いない」と評価