育った環境や家庭の方針によって、染み付いた習慣というのは人によって違ってくる。
『Yahoo!知恵袋』に、友人と昼食を食べようとしたろころ、周囲から心外なことを言われてしまったという相談が寄せられ、波紋を広げている。
■「いただきます」をしたら…
投稿者は、学校で友人と昼食を食べようと、両手を合わせて「いただきます」をした。
すると、近くにいた別のクラスの普段全く接点のない女子生徒から「きっも。いまどき(両手を合わせて)やる女子高生いるのかよ」などと、小声で暴言を吐かれてしまったというのだ。
投稿者は「家や外食したとき、友達や彼氏と食べるときにもしています」と、染み付いた習慣であることを訴え、「それが普通だと思っていたので、そんなことを言われて結構ショックです…」と、気持ちを打ち明けた。
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■「あなたが正しい」と励ましの声
こちらのトピックには、心無い言葉に傷付いてしまった投稿者を励まそうと、様々なコメントが寄せられている。
「不快な思いをしましたね。よく我慢したと思います」
「あなたは正しいです」
「全然キモくないですよ! 礼儀正しくていいと思うし、気にしなくて大丈夫です!」
「主さんは礼儀正しい方ですね。あなたは何も変ではないですよ。それにしてもその『きっも』って言った人、意味わかりませんね」
■3割弱「いただきます」言う習慣がない
礼儀正しい投稿者が、誹謗中傷を受けてしまうという何とも理不尽な今回のケース。ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,352名を対象に実施した調査では、全体で26.5%の人が「家での食事で『いただきます』『ごちそうさま』を言う習慣がない」と回答している。
7割以上の家庭では習慣化されているものの、「いただきますを言わない」人は決して少なくないことも事実のようだ。
やる・やらないは個人の自由であるが、習慣の違いで心無い言葉を言われしまうことは、あまりにも理不尽である。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1352名(有効回答数)
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