行方不明になったある男性の恋人が、ある時いきなり隣人邸を訪問。「保管しておいて」と箱を手渡したがそこから異臭が漂い始めたことで、隣人は中身が何かを調べるべく開けてみたという。
しかし中を確認した人物は、ショックのあまりパニック発作を起こしてしまったとのこと。咄嗟には通報できぬほど激しく動揺したと報じられた。
■隣人邸に現れた女
今年4月のこと、スペインで暮らす女(61)が隣人邸をふらりと訪れた。
「恋人が行方不明になったから警察がうちに来る可能性がある」と隣人に伝えた女は、「この中には大人のオモチャが入っているの」「見られたら困るわ」などと話し、「しばらくこれを預かってほしい」と箱を手渡し帰って行ったという。
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■箱から漂った異臭
だがしばらくすると隣人は箱から異様なニオイがすることに気付き、「この中には何が入っているのだろう」「本当にオモチャなのかしら」と不信感を抱くように。そこで思い切って開けてみたところ、中にはアルミ箔で包んだ頭蓋骨が入っていたという。
じっくり煮たとみられる頭部には細胞さえ残っていなかったというが、通報を受けた当局が頭部を回収。その歯を検証し「行方不明の男性の頭部である」と断定し、箱を隣人に手渡した女を逮捕した。
■清掃人の異様な証言
女に雇われ家の清掃を担当していた女性もこの件で裁判所に呼ばれ、男性が行方不明になったと女が通報する4日前の出来事を証言。
「いつもより早く仕事に来てほしいとお願いされました」「やけに重い袋をいくつも家から出しました」と話し、「何度かにわけて捨てに行かねばならないほど重い袋でした」とも付け加えた。
袋の中身は男性の遺体だったのか、そして遺体はどこにあるのかなど、今も当局は懸命に捜査を続行中だ。
■男性を殺したのは誰なのか
臭いがせぬよう頭部がアルミ箔でしっかりと包まれていたこと、また頭部の状態など全てを考慮し、当局はプロの殺し屋が殺害とその後の作業を行った可能性も考慮に入れ捜査を続行中だ。
逮捕された女は「誰かがウチにあの箱を届けに来たのです」「彼の思い出はあの頭だけになってしまったから大事に保管していたにすぎません」と話しているというが、普通の感覚を失った恐ろしい女であることは間違いない。
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