マンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは、低迷するクラブの現状に強い危機感を抱いている。

ユナテッドは今シーズン、プレミアリーグ8試合消化時点で2勝3分け3敗の勝ち点9で12位に低迷。データ会社『Opta』が伝えるところによれば、開幕8試合の時点での勝ち点9は過去29年で最悪の数字だという。

2011年の加入以降、8年間にわたってユナイテッドの守護神を務めてきたデ・ヘアは自身の加入後、最悪な時期を過ごしているとの認識を明らかにするとともに、改善点は「すべて」と語るなどチームの現状に強い危機感を抱いている。

先月に決起集会を主催したスペイン代表GKは、0-1で敗れた第8節のニューカッスル戦後、イギリススカイ・スポーツ』でチームの現状を包み隠さず語っている。

「おそらく、ここに来てから最悪の時期を過ごしているし、最も困難な時期だと思う。自分たちに何が起きているか、理解し難いよ。直近2試合で1点も取れていないし、ファンに申し訳ない気持ちだ」

「(うまくいっていない原因は?)すべてだよ。たくさんのことを改善する必要があると思っている。今日に関しても相手の方が良いチームだった」

「なんて言ったらいいのか本当にわからない。とにかく毎日、挑戦し続け、戦い続け、改善し続けなくてはならない」

「自分たちにとってとても厳しく難しい時期を過ごしている。団結して戦い続ける必要があるよ」

「チームはステップアップする必要がある。何人かの重要な選手が負傷しているけど、それは言い訳にならない。僕たちはマンチェスター・ユナイテッドだ。懸命にトレーニング励み、戦い、勝ち続ける必要があるんだ」

なお、インターナショナルマッチウィーク明けに向けて巻き返しを図るユナイテッドだが、リーグ再開初戦は開幕8連勝中の首位リバプールとの厳しい対戦となる。

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